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大横綱・白鵬が決意した三月大阪場所後電撃引退!!

[週刊大衆02月23日号]

「肌の色は関係ない」世間を騒がせた告白の裏事情やいかに――。角界のスターがのぞかせた胸の内に迫る!

「子どもが見てもわかる。なぜ取り直しをしたのか。(審判部は)もう少し緊張感を持ってやってもらいたい」
この発言で、渦中の人となった横綱・白鵬(29=宮城野部屋)。
大相撲初場所で、昭和の大横綱、大鵬の記録を抜き、史上最多33回目の優勝という前人未到の記録を成し遂げた翌日のことだった。
「定例の一夜明け会見で、白鵬が突然"疑惑の相撲があるんですよ"と切りだし、審判部批判を口にしたとき、記者の多くが"おいおい、急に何を言いだすんだ"という思いを持ったはず」(スポーツ紙記者)

めでたい席でなぜ、こんな発言が飛び出したのか。
日本相撲協会の関係者は、その真意をこう語る。
「問題発言の背景には、引退問題が絡んでいるんです。すでに白鵬は引退を決意していると言われています」
審判部への批判が引退とどう結びつくというのか。まずは、発言を巡る一連の経緯を振り返ってみよう。
白鵬が"疑惑の相撲"としたのは13日目の大関・稀勢の里(田子ノ浦部屋)との取組。行司軍配がいったん白鵬に上がりながら、審判部から物言いがつき、取り直しになった一番だ。

これを、冒頭のように痛烈に批判したあと、
「肌の色は関係ない。同じ土俵に上がってマゲを結っていれば、日本の魂なんです。みんな同じ人間です。盛り上がりがどうこうじゃないんだよね」
とつけ加えた。
これではまるで、審判部が日本人の稀勢の里を贔屓(ひいき)しているといわんばかり。
「その後、すんなり謝罪すればよかったのに、ダンマリを決め込んだものだから、周囲から批判や同情の声が相次ぎ、大騒動に発展してしまいました」(前出・スポーツ紙記者)

まず、横綱審議委員が「反省すべきは(審判部ではなく)横綱本人」と横綱の品格を問えば、大鵬(故・納谷幸喜氏)夫人の芳子さんも、「お父さんなら、そういう発言はしない。もししてしまったら、自分で謝りに行くと思います」とチクリ。

一方、白鵬と同じモンゴル出身の先輩力士・旭天鵬(幕内・友綱部屋)は、会見の日の朝4時まで一緒に飲んでいた事実を明かしたうえで、「眠かったんだろうね。悪気はないと思うよ」とかばった。

また相撲界のみならず、芸能界の面々もこの一件に反応。ダウンタウンの松本人志はレギュラー番組で「(肌の色発言について)白鵬さんがそう思ってしまったなら、思わせた側にも責任がある」と援護射撃している。その間も、
「宮城野親方は一人、北の湖理事長や伊勢ヶ濱審判部長らへ平身低頭、謝罪行脚を続けていました」(フリーの相撲記者)

一方、白鵬はというと、「1月31日の『Sma STATION!!』(テレビ朝日系)に生出演して"多くの人にご迷惑、心配を掛け、おわびしたいです"と、とりあえずは謝ったものの、審判部批判を撤回するのかどうかを含め、核心部分については一切口を閉ざしたままです」
その翌日の2月1日、白鵬は自身の名を冠した『第5回白鵬杯(国際親善交流少年相撲大会)』(東京・両国国技館)に出席。騒動後、初めてといえる公式な場だけに、会見での発言には関心が集まった。
「主催者側からは"『白鵬杯』以外の質門はNG"とのお達しが出ていました。それでも終了間際、"テレビで謝罪されていましたが"と質問が飛ぶと、白鵬は口に人指し指を当て、"シーッ"というポーズをすると、会場を立ち去っていったんです」(前出・スポーツ紙記者)

一方的に幕引きを図ろうとしたわけだが、これに怒りをぶつけるのは、相撲ファンの漫画家やくみつる氏。
「どのスポーツでも、審判に楯突いたら降格や罰金などのペナルティが課せられるのは、まさに子どもでもわかる話。到底、不問に付せる話ではありませんね。白鵬はこれまで反面教師(元横綱朝青龍のこと)を参考に、そうならないよう如才なく務めようと努力してきたんですよ。ところが、地金の部分では、その反面教師となんら、ベクトルが変わらない。だから僕は、"ついに出たな、地金が……"と思っています」

その"反面教師"のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏は遠くモンゴルから「審判部間違えあるよ! 何回も、あった俺の時!!」、「もう(モンゴルに)帰って来て欲しい!!」などとツイッターでエールを送っている。
「白鵬はかつて"モンゴル人だけの相撲部屋を作りたい"という希望を持っていたとも聞いています。また、自身が田植えも行って開発した『横綱白鵬米』のプロジェクトに参加しているのは、母国モンゴルに稲作を普及させたいがため。日本人以上に日本人らしいといわれる白鵬ですが、朝青龍と同じく、強烈な母国愛とモンゴル魂に支えられている男なんです」(前出・相撲協会関係者)

それでも、これまではモンゴル魂を抑え、できるだけ日本人らしく努めてきたという。ところが……。
「白鵬が勝てば勝つほど、日本人横綱待望論が強くなり、いつまでたってもアウェー感は拭えない。その意味では白鵬に同情します」(前出・やく氏)
その象徴が昨年の夏場所。
「白鵬が横綱・日馬富士(伊勢ヶ濱部屋)と対戦した際、手拍子とともに一斉に日馬富士コールが起こりました。日馬富士が勝つと、白鵬と稀勢の里が2敗で並び、優勝決定戦になるからです。日馬富士に勝ってもらいたいならいざ知らず、理由がそれではねえ。これほど失礼な話はありませんよ」(宮城野部屋関係者)
こうした不満にも、これまで耐えてきたが……。
「初場所千秋楽の優勝インタビューでは"もう目標なくて引退なのかなと、いろいろ考えまして"と語っていました。引退を視野に入れているんでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

白鵬が尊敬する大鵬や"平成の大横綱"貴乃花が引退したのは30歳。29歳の白鵬が、引退を決意しても不思議ではない。
「"大鵬越え"という長年の目標を達成した白鵬は、引退を考え、角界を去る覚悟で、これまで鬱積していた不満を一気にブチ撒けたんじゃないかと。日本国籍もまだ取得していませんし、モンゴルに帰る可能性もあります。母国で、念願だったモンゴル力士の育成に取り組むかもしれません」(白鵬のタニマチ筋)

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