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大量発生!「新型 殺人ウイルス」恐怖の正体 vol.1

[週刊大衆1月28日号]

「今冬のノロウイルスは、従来型に比べて微妙に変異しているため、感染被害が広がっています」と、医療ジャーナリストの牧潤二氏が語るように、いま日本列島はノロウイルスの猛威に晒されている。

昨年暮れには、宮崎県内の病院で集団感染が発生、6名が死亡。今年に入って、広島で約2000人の集団感染も報じられた。
「ウイルスは自身で細胞を持たないため、動物や人の細胞を乗っ取って遺伝子を残すのです」(前同)

その際、ウイルスは宿主の体内環境に適応した形に変異する。つまり、いまも世界のどこかで、新たな殺人ウイルスが生まれているかもしれないのだ。しかもグローバル化によって、各国間の距離が縮まった現代、他国で生まれたウイルスが日本に到達するには、数時間しかかからない……。

2003年、約800人の死者を出すなど、猛威を振るったSARS(重症急性呼吸器症候群)。それが変異したものとして、現在、恐れられているのが、新型コロナウイルスだ。

WHO(世界保健機関)は昨年9月、49歳のカタール人男性がサウジアラビアを訪問した際、このウイルスに感染したと発表。その後2カ月の間に9例の患者が報告され、致死率はなんと50%と記録されている。あのSARSですら致死率15%前後なのだから、その凄まじさがわかる。

原因不明の肺炎から呼吸困難を引き起こすこのウイルスが、どのような過程で人に感染したのか、詳細はいまだ解明されていない。

ウイルスの変異といえば昨冬に猛威を振るった新型インフルエンザも然りだ。医療機関を受診した人数が200万人を軽く超えたこの感染症が、"殺人インフル"として恐れられたのは記憶に新しい。

このウイルスはA香港型に属するものだったが、「従来型と比べ抗原が変化したため、多くの人が免疫を持たず、感染被害が拡大したのです」(同)

1月5日には、山梨県の病院でインフルエンザとノロウイルスに感染して亡くなった男性のニュースが報じられた。インフルエンザが本格化するこれからの季節、被害はさらに拡大することは想像に難くない。

1月25日公開のvol.2に続く・・・。

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