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長期政権を狙うために躍起! 安倍首相が敷いた「石破包囲網」

[週刊大衆1月28日号]

「石破包囲網だな。安倍さんは、よほど石破が気になるようだ」(自民党関係者)

公共事業・金融緩和・成長戦略の3つの柱を打ち出した安倍内閣の下で、日本経済は株高と円安方向に動き始めた。しかし、これが成功しないと安倍政権もピンチになり、党内は「次は石破だ」という流れになる。そんな安倍首相が用意周到に敷いたのが、党三役のサポート人事だ。

石破幹事長の代行に細田博之、高市早苗政調会長の代理に塩崎恭久、野田聖子総務会長の代行に二階俊博の各氏を置いた。それぞれが三役を支えるためと見られるが、「石破の監視役だ」と党幹部がこう解説する。
「女性2人は石破さんの趣味に合わせて"自民党キャンディーズ"と呼ばれていて、党内では"選挙用のお飾り"と、もっぱらです。というのも、政調会長は政策を取りまとめて内閣との橋渡しをする重責だし、総務会長は意見が違うウルサ方を説得して全会一致にまで持っていく要職。2人には荷が重すぎます」

しかも、この2人は仲が悪く、夫婦別姓問題では対立。女性の社会参加についても真逆の主張を展開し、不安は拭い去れない。
「そこで安倍さんは、"補佐役"として代理・代行の3人をつけた。でも、補佐役というのは表向き。本当の狙いは石破幹事長の包囲網。細田さんは首相と同派閥の長老、塩崎さんは親友だし、二階さんは党の重鎮。石破さんの身動きを封じ込める作戦だよ」(前同)

石破氏は年頭に、「自民党が生まれ変わったことを明確にしないと、国民の支持が離れる」といい、新人議員119人の教育を行なっている。新人議員に、新年の挨拶回り先リスト、街頭演説、ビラ配布などの活動計画表を提出させ、実行したかどうかの報告書提出も義務づけている。

新人の中には、「従わないと次の選挙で公認がもらえないから」と、いやいや参加する者もいるが、地方では圧倒的な人気の石破氏。党内では「次期総裁選に向けた石破派作り」と見られているのだ。

というわけで、長期政権を狙う安倍首相は、不安材料の取り除きにも必死だ。

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