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橋下徹と安倍晋三「石原慎太郎潰し」密約ウラ側 vol.2

[週刊大衆2月4日号]

KO寸前の石原氏。追い打ちをかけるように、"石原潰し"が進行中だという。
「安倍氏は、橋下氏の人気が欲しい。橋下氏は石原氏の人気が欲しかったが、衆院選を経て、"石原慎太郎"というのは、単なる虚名に過ぎないことがわかった。2人にとって、石原氏は不要なんです」(前出・政治部デスク)

また、安倍氏と橋下氏が共通して慕う竹中平蔵氏(慶応大学教授)を、石原氏が馬鹿にしているのも、"石原潰し"の遠因となるだろう。
「安倍氏が本部長となり、満を持して経済政策の司令塔として新設した"日本経済再生本部"の下部組織である"産業競争力会議"へ、竹中氏はキーマンとして招へいされました。竹中氏への批判は、いわば、安倍氏が構想する経済政策"アベノミクス"を否定しているのと同じです」(前同)

昨年の11月30日、都内での記者会見で、石原氏は堂々と派手な批判を展開。
「俺、竹中って好きじゃないんだ。これ(竹中)はね、口説の徒でしかない。だからね、あんまり竹中を信じるなって。彼ら(橋下氏ら)にとって、神様みたいになっている(文中一部省略)」

意に沿わぬ"暴走"……そんななか、事実上の"石原降ろし"も進んでいる。
「橋下氏を代表代行から、"共同代表"に昇格させることで、石原代表サイドと合意済みです。2月中にも開かれる結党大会で、橋下氏は正式に代表へ復帰すると見られています」(前出・政治記者)

すでに布石を打っている橋下氏。7月に控える参院選に勝負を賭けるという。
「橋下氏にとっては、石原氏を斬り、本来の維新に戻って存分に戦いたいというのが本音でしょう。参院選の切り札が、自身の出馬。地方の首長との兼任禁止規定さえクリアできれば、必ず打って出てきます」(別の維新の会関係者)

安倍-橋下両氏にとって、もはやお荷物でしかない石原氏。前出の維新関係者は、こういいきる。
「石原氏とタッグを組むなど一時、迷走したのは事実ですが、維新の会を立ち上げたのは橋下氏自身です。私たち候補者の多くは、橋下氏を慕って来ています。次の選挙は、トップで戦ってほしいというのが、我々の共通の願いです」

維新の会が候補者の公募を実施した際、応募資格に"維新八策(党の綱領)に100%賛成する人物"という条件が明記されていた。
「維新八策として、脱原発やTPP(環太平洋連携協定)参加などの政策が掲げられていました。それが、石原氏との合流で骨抜きになってしまいました。原点に戻って戦えれば、参院選で負けることはないでしょう」(前同)

石原氏抜きで誕生するであろう"橋下維新"。前出・浅川氏は、その後の永田町をこう見る。
「来る参院選後、自公両党で過半数を取れなかった場合、同選挙で石原氏を斬った純正なる"橋下維新"が一大橋頭堡を築くのは必至の情勢です。橋下維新は、安倍自民党にとって政策ごとのパーシャル(部分)連合の相手として、ますます重要度が高まってくるはずです」

引導を渡される日が刻一刻と近づく"暴走老人"は、いま何を思うのか……。

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