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“ポスト野田”擁立で大激突! 怨念20年 小沢一郎VS仙石由人「最終決戦」舞台裏 vol.1

[週刊大衆06月11日号]

元祖剛腕と赤い剛腕が繰り広げる亡国バトル。
そこにあるのは、私利私欲のみ。国民の悲痛な叫びなど微塵も聞こえてはいないはずだ!

「ポスト野田は誰だ!? 」
いま、永田町の関心は“この一点”に集中している。

「国民が固唾を飲んで見守っている消費増税問題や原発再稼働問題ではなく、自身が、どちらの側につくかで今後の政治家人生が大きく左右されるのが、ポスト野田の行方だというわけです」(全国紙政治部デスク)
昨年9月に誕生した野田佳彦政権だったが、これまでの民主党政権の例に漏れず、政権発足1年を待たずして、またぞろ醜い政変劇を再演しているのだ。

「野田首相の“弟分”前原誠司党政調会長が“いうだけ番長”でしかなかったことがばれ、首相候補から一気に脱落。その弟分を押しのけて首相の座についた野田氏でしたが、前原氏に輪をかけた“いうだけ番長”ぶりが明らかに。永田町人士の心は完全に野田首相から離れてしまいました」(前同)
たとえば、野田首相が「命を賭ける」とまでいい切った消費増税問題ですら、アッチに行ったりコッチにいったりとフラフラの状態。
「この問題では、“盟友”の谷垣自民党に色目を使って大連立をほのめかしたかと思えば、ここにきて反消費増税派の旗頭、小沢一郎・元代表にもコナを。消費増税法案の先延ばしを“約束”、代わりに政権延命(9月の党代表選での再選)の確約を取りつけようとするなど、“朝令暮改”を地で行く体たらくです」(民主党中堅議員)

そんな最低首相を尻目に、このところ権力奪取にヤル気満々、ボッキ状態にあるのが、菅前政権下で“影の総理”と恐れられ、傍若無人の限りを尽くした(!?)仙谷由人政調会長代行と、無罪判決を手にしたものの、控訴されたばかりの小沢一郎・元代表の2人だ。
「仙谷氏66歳、かたや小沢氏は、この5月24日に70歳に。一般社会なら後輩に助言し、温かく見守る立場なのに、あろうことか、自らがギンギンにボッキ。この2人、互いにキングメーカーを目指して“最終戦争”に突入。生臭過ぎます」(前同)

まずは、仙谷氏。
ほんの少し前(菅内閣で官房長官のとき)、野党側からの問責決議を受けて閉門蟄居。
しおらしくしていたかと思えば、さにあらず。
はや、禊ぎは済んだとばかり、ここにきて「永田町はオレが仕切っている」と大言壮語を連発。
いわく、「原発全面停止は集団自殺」と国民を恫喝し、返す刀で「解散条件は消費増税、原発再稼働、選挙制度改革の実現が最低条件」と、首相の専権事項である解散権にまで踏み込む越権ぶりなのだ。
「同時に、目の上のタンコブである小沢氏もヤリ玉に挙げ、同氏の行政改革主張を、“行革を、いまからいくらやっても2兆円、3兆円は出てこない”と一蹴しています」(ベテラン政治記者)

メンツを潰された小沢サイドも黙ってはいない。
「一昨年9月の民主党代表選の際、菅直人氏との一騎打ちに満を持して出馬した小沢氏を徹底攻撃。小沢氏の政治家人生最大の悲願だった首相の夢を潰した張本人が仙谷氏です。小沢氏は、“仙谷だけは絶対に許さな
い!”と歯がみ。排除すべき第一の人物として狙いを定めています」(前同)

この2人の怨念の歴史は長く、そして深い。
「仙谷氏が国会議員に初出馬した90年は、永田町がリクルート事件で大揺れに揺れていた時期。“主犯”竹下登・元首相をはじめ、金丸信・元自民党副総裁、そして金丸氏の一の子分・小沢氏らを、社会は厳しく糾弾。そのとき、仙谷氏は“巨悪を断つ”のキャッチフレーズで選挙戦を戦い抜き、見事当選しました」(政治評論家・浅川博忠氏)

以後、20年間にわたり、仙谷氏は“巨悪(小沢)排除”を政治家人生の一大テーマとしてきた。
「07年に小沢代表と福田康夫首相(ともに当時)の大連立騒動の発覚時、仙谷氏は“天下”の小沢氏を初めて面と向かって痛罵。これ以降、仙谷氏の“反小沢”“脱小沢”路線は徹底していきます」(前同)
その2人が、9月の民主党代表選に向け、ポスト野田で激突。
最終戦に臨もうとしているのだ。

「ポスト野田候補に、仙谷氏は“舎弟”の枝野幸男経産相(47)を立て、一方の小沢氏は民主党の次世代ホープ・細野豪志環境相(40)を擁立。水面下では、凄まじい“仁義なき代理戦争”が勃発しているといいます」(民主党古参議員)

06月05日公開のvol.2に続く・・・。

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