日刊大衆TOP 芸能

松井秀喜コーチが巨人軍に伝授「ゴジラ塾」5つの教え vol.01

[週刊大衆02月24日号]

各球団がキャンプインし、いよいよ球春が到来した日本プロ野球。その中で連日メディアから大注目を浴びているのが、巨人軍の松井秀喜臨時打撃コーチ(39)だ。
「超一流選手だったゴジラがどんな指導をするのか、誰もが気になるところ。キャンプ地に集まったマスコミやファンは、例年の約5倍はいますね。ここ数年、巨人は宮崎キャンプの主役の座をソフトバンクに奪われていましたが、今年は完全に奪い返しました」(スポーツ紙デスク)

各スポーツ紙は、キャンプ中の松井氏の一挙手一投足を事細かにリポート。
「"二軍監督がインフルエンザにかかったから松井もヤバイ"なんてことが記事になるくらいですからね。松井の宣伝効果は想像を遥かに上回るもので、宮崎に松井を呼ぶのに成功した巨人軍フロントも大喜びだそうです」(前同)とはいえ、もちろん彼に託されている仕事は選手への指導。

こちらの面の評価はどうなのか。
そこで、キャンプ地で松井氏の動きをつぶさに見ていくと、そこから彼独自の指導哲学とも言うべきものが見えてきた。

まず、松井氏の指導法の最大の特徴は、見方によっては消極的とも取れるほど、選手にあれこれ言わない点だ。

現地で見学した野球解説者の江本孟紀氏も、彼の指導について控えめな印象を持ったという。
「特に一人ひとりを手取り足取り熱心に指導するというより、見ているだけという印象が強かったですね」

だが、この「見ることに徹する」のが、実は松井氏が学んだメジャー流。
この点について、大リーグ評論家の福島良一氏は、「松井の指導している姿は、現・ドジャース監督のジョン・マッティングリーに似ている」と指摘する。

マッティングリーは、松井氏が03年にメジャー入りした当初、ヤンキースの打撃コーチをしていた人物で、彼自身も、その教えを乞うた一人。
「彼はヤンキース内でも名コーチとして絶大な信頼を置かれていました。指導方法は見守るのが特徴。選手に密着し、細かく指導しているのを見たことがありません。松井も彼を見て、指導者のあるべき姿を学んだんでしょうね」(前同)

実際、松井氏本人も現役時代にマッティングリーの指導について「すごく細かいところまで見ている人で、こうしたほうがいいって当てはめたりしない柔軟な人」と称している。

特に、この「指導者の枠に安易に当てはめない」という点では、松井氏も思うところがあるのだろう。

実は、現役時代の彼は、とりわけバッティングに関して、まったく他人のアドバイスを聞かなかった。
「巨人入団3年目くらいの頃、キャンプに来ていた大先輩の張本勲さんからバッティングフォームについてアドバイスを受けたんですが、頑として聞かなかったのは有名な話です。松井が指導するうえで、フォームについて余計なアドバイスをせず、訊かれたら助言するだけに止めているのは、そうした自分の経験もあるんでしょう」(前出・スポーツ紙デスク)

また、松井氏が連日、坂本らを相手に自ら進んで打撃投手を務めているのもメジャー流指導法のひとつだ。
「メジャーでは、マシン打撃は少なくて、コーチや監督が打撃投手を務めるのが一般的。マウンドからの目線でチェックして、選手にアドバイスをするんです」(前出・福島氏)

02月22日公開のvol.02につづく・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.