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小沢グループ新党結成の野望「新政党」って恥ずかしくない? vol.2

[週刊大衆06月11日号]

野田さんが、いよいよ小沢さんを切ろうと強気の決意をしたのは、アメリカ大統領のオバマ様が、先日の日米首脳会談で「野田は地味だが、やるべきことをやれる人だ」と評価してくれたから、でもある。
民主党内では、野田さんを含め大半の首脳・幹部陣が「鳩山首相も菅首相も、アメリカに嫌われたから退陣せざるを得なかった」と思い込んでいる。
自民党並みに、いや自民党以上にアメリカの属国意識が強い。

しかし、野田さんの強気の元になっているオバマさんは、11月の大統領選挙で勝てるかどうかわからなくなっている。
本当なら、こんなことはあり得ないはずだ。
もともとアメリカの大統領選挙は、現職が落ちるケースは少ない。
しかも今回は、オバマさんの民主党に対抗する共和党が、ろくな人材を送り出せなくて候補の選定に四苦八苦。
ようやく決まったものの、ロムニーさんという「何をしたいのか、よくわからない男」(ワシントンDCの著名政治評論家)なのだ。

アメリカでは「何をしたいのか、よくわからない人」というのは「最低の男」というのと同じ評価だ。
しかも、ロムニーさんは、アメリカ社会で少数派のモルモン教徒。
さらに金持ちすぎて、アメリカ社会が格差問題で揺れているさなかでは「わざわざ勝てない候補を共和党はなぜ選ぶのか」(民主党議員)とまでいわれている。

ではなぜ、オバマさんはそんな候補に負けるかもしれないのか。
「とにかく失業率が高い。アメリカでは、失業率が7%を超えていると現職の大統領が落ちるという常識がある。オバマ政権では、一時期、9%台にもなっていた。いまでは8%台とマシになったが、あと2%ぐらい落とさないと、当選は確信できないだろう。しかし、世界の経済は崖っぷちに向かっている。失業率を下げるのは、とても難しいよ」(元日本駐在のアメリカ公使)

そんななかで野田さんは消費税を上げて大丈夫なのか。

大丈夫なはずはない。

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