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身代金要求に妨害電波、嫌がらせ…狂犬将軍金正恩「中国への反逆」大暴走!! vol.1

[週刊大衆06月11日号]

いよいよ、その凶暴性を発揮し始めた“北の三代目”がついに、唯一の味方だった国に噛みついてしまった!

中国の国営新華社通信は、さる21日、「中国漁船3隻が“DPRK”によって拘束された」と報じた。
DPRKというのは北朝鮮の略称。
この報道は事実上、中国政府が中国漁船拿捕の黒幕が北朝鮮政府であったと認めたことになる。

「この事件は5月8日、黄海上で中国の漁船が操業中だったところ、突然、正体不明の軍用快速艇が接近してきて、そのうちの3隻を拿捕したものです」(全国紙ソウル支局記者)
その後、「北朝鮮側が何度も電話をかけてきて、1隻あたり40万元、計120万元(約1500万円)を丹東(中国遼寧省南部の都市)にいる人物に送金しろ」と脅迫されたという関係者の証言が報じられた。
この事件は結局、拿捕された漁船3隻と乗組員29名が事件から13日ぶりに釈放されて解決したが、それでも、中朝間に大きなシコリを残した。

今回の中国漁船拿捕事件に関して、『コリアレポート』編集長・辺真一氏は、
「中国側は一方的に拿捕されて身代金を要求されたわけですから、“海賊”に遭遇したようなもの。ただし、海賊の仕業ではなく、明らかに北朝鮮海軍所属の快速艇がやったことです」
と断言する。
“ならず者国家”と、さんざん陰口を叩かれた北朝鮮が、いよいよ“海賊ばり”の本性を現わしたのだ。

乗組員解放後も、漁船の船主らは、乗組員は「拘束期間中、殴られたり、食事や水も満足に与えられなかった」と訴え、中国国内では、北朝鮮に対する大ブーイングが沸き起こった。

ネット上には
〈もはや北朝鮮は中国の兄弟国ではない〉
〈中国は北朝鮮に学校の建設費用、スクールバス、医療施設など数え切れないほどの援助をしてきたが、感謝されるどころか、余計に増長させてしまった〉
と、中国政府を非難する書き込みが溢れる始末。
いままでの通例だと、友好国への批判に、中国政府は言論弾圧をも辞さぬ覚悟を示すはず。
ところが、今回ばかりは“黙認”したのだ。

「そもそも、中国政府が自国のメディア(国営新華社通信)を通じて、事件を公けにしたことが異例です」
として、北朝鮮問題に詳しい外交評論家の井野誠一氏が、こう続ける。
「これまでにも、中朝間の海上でのトラブル、たとえば領海侵犯や不法操業、密輸といった事件が発生しています。ただし、その大部分が秘密裏に処理されてきました。ところが今回、中国がそうしなかったのは、北朝鮮の金正恩体制が中国に対して、これまでにない態度を示しているからです」
朝鮮労働党第1書記として、北朝鮮トップの座に就いた金正恩。
その金王朝三代目の“将軍様”の凶暴性が今回、中国へも向けられたからだというのだ。

「北朝鮮の水産業は、軍部の重要な資金源。本来なら自分たちの船を動員して漁獲すればいいんですが、北朝鮮には船もなければ油もない。ただ、あの海域は格好の漁場ですから、海軍が警備艇などを使い、絶えず巡視しています。そこで軍が自分たちの資金調達のため、不法操業の中国船からショバ代を分捕ろうとしたんでしょう」(前出・辺氏)
今回の漁船拿捕事件で中国側が“ショバ代”、つまり身代金を支払ったかどうかは定かでないものの、一部消息筋の情報によると
「すでに、北朝鮮海軍が中国から巻き上げた身代金を正恩へ上納しているという話もあります」という。

しかしながら、不法操業していたとされる中国漁船側にも非はありそうだが、かつての金正日体制下においては
「中国との関係に配慮し、自制した方法で対処してきました」(前出・井野氏)
という。
ところが、正恩体制になり、
「“ナメるんじゃない”という正恩の本音が、より鮮明に出た結果だと推察されます」(前同)

この金正恩の“大暴走”ぶりだが、実は、すでにこの春先から始まっていた。
というのも、韓国の北朝鮮住民向け民間ラジオ『開かれた北韓放送』が2月末、複数の消息筋の話として
〈北朝鮮当局が、携帯電話の妨害電波の発信を止める対価として、中国吉林省に3億元(約38億円)を要求した〉
と報じていたからだ。
「北朝鮮国外への情報漏洩防止策として、当局は住民らが携帯で国外と通話するのを防ぐため、国境地域で妨害電波を発信。しかし、この妨害電波の影響で中国側でも携帯が繋がらない事態が頻発したんです。すると、北朝鮮は妨害電波打ち切りの条件として、中国側に3億元もの見返りを求めてきたというんです」(北朝鮮情報筋)

自分で撒き散らした害でカネを稼ごうというのだから、開いた口が塞がらない。

06月07日公開のvol.2に続く・・・。

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