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[復刻大衆1985]「ラブホテル」主婦殺人事件~火遊びオバサンとマザコン坊やが演じた最後の夜の“一心不乱”

[復刻大衆]
1958年に創刊された「週刊大衆」のバックナンバーから、過去の記事をピックアップしてお届けする企画。今回は「週刊大衆」昭和60年2月11日号の記事をお届けします。


「ラブホテル」主婦殺人事件
火遊びオバサンとマザコン坊やが演じた最後の夜の“一心不乱”


24歳の男と41歳の女の痴情の果ての惨劇、といえば、女の方から“別れないで”と泣きつくのが“愛の方程式”だが、マザコン坊やの場合には、この方程式が解けなかったから大変!!

四十一歳の人妻が、自分の息子ほどの年齢の二十四歳の青年にラブホテルで殺害された。翔んでる人妻の“一時の火遊び”が、特殊浴場に二回しか行ったことがないという若いオトコを夢中にさせた。オトコは人妻に結婚を迫る。若い体を満喫していた人妻だったが、家庭を捨てる気持にはなれなかった。カーッとなってオトコは犯行におよんだ――。

「犯行時間は一月九日の午前二時。結婚話を簡単に断わられたオトコが、女をフトンの上にうつ伏せに倒し、馬乗りになって近くにあった浴衣のひもで三十分にもわたって首を綬めて殺しています」(事件を取り扱かった神奈川署)

大人の遊びというルールを知らなかったのは、調理師見習のI。絞殺されたのは、Iの元同僚の主婦Nさん(飲食店々員)だった。

二人は八日午後九時二十分に横浜駅西口で落ち合い、食事をした後、ラブホテル『E』三〇五号室に十一時二十五分にチェックインする。

「ビールを飲んで風呂に入り、それからニャンニャン。コトが終わった後、無料ポルノビデオを深夜の二時まで楽しんで、サア、帰ろうという段になって二人の間にイサカイが起こったんです」(地元紙記者)

部屋の出口のところでIはNさんに声をかけた。
“いつ一緒になってくれるんだ”
“二、三年待って欲しい”
“もう少し早くできないのか”
“そんなことをいうのなら、別れてもいいのよ”

結婚をすれば熟れた人妻の体を毎晩でも心ゆくまで味わえると思っていたIは、そのひと言でカーッとなってしまった。

“一緒に死んでやる”
と叫んだIは、Nさんをフトンの敷いてある六畳の和室まで引き戻し、犯行におよんだのだった。

Nさんを絞め殺したあと、Iはホテルのメモ用紙にボールペンで“二人は無理心中だから勘弁して下さい。IとNより両親へ”という遺書めいたメモを残し、右手首をホテルの軽便カミソリで切って自殺をはかった。

しかし、死に切れず、午前六時半ごろホテルを出て国鉄桜木町駅から京浜東北線に乗った。
行くあてもなく横浜―大宮間を二往復したのち桜木町駅に戻り、実家に電話して、ことのしだいをつげ、母親に付きそわれ自首してきた。

殺されたNさんは、会社員の夫(42)と、高校生(17)と中学生(14)の二人の男の子のいる人妻だった。

犯人のIは昭和四十八年に横浜市南区内の中学校を卒業後、地元の電機メーカーの工場に就職したが二年で退社。そして、家具店に三年ほど勤めたが、そこも二十一歳の時にやめている。

その後は、調理師見習として横浜市内の飲食店を転々とするという浮き草くらだった。

続きを読む http://ch.nicovideo.jp/taishujp/blomaga/ar744484

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