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毒舌帝王 有吉弘行が突き進む「みのもんた街道」一直線 vol.1

[週刊大衆5月27日号]

「まさに、"2010年代のみのもんた"ですよ。テレ東以外、Eテレも含めて在京キー局全局でレギュラーを持っていますからね。MCでもヒナ壇に座ってでも、ちょっと毒気のある言葉で必ず笑いを起こしてくれる。制作側からすると、ホントにありがたい存在です」(放送作家)

かつての"MCの帝王"みのに比肩される男、それがお笑い芸人の有吉弘行(38)だ。この4月から、新番組『今、この顔がスゴい』(TBS系)と『有吉反省会』(日テレ系)をスタートさせ、テレビ全局を制覇する"帝王"ぶりなのだ。
「"準"も含めれば、週15本を超える番組にレギュラー出演しています。芸人の枠を超え、いまや日本一、番組を持っているMCでしょう。視聴者の中には、あの『猿岩石』でのブレークを知らない世代も増えています」(民放プロデューサー)

90年代半ば、バラエティー番組『進め! 電波少年』(日テレ系)に、猿岩石として出演。当時、コンビを組んでいた森脇和成とともに、香港~ロンドン間を強制的に無銭ヒッチハイクさせられる姿が受け、人気者の仲間入りを果たした。
「猿岩石ブームでCDデビューまでして、"瞬間最高月収"は2000万円だったそう。でも、芸人としての実力がつく前のブレークだったため、ブームが去るとコンビも解散。有吉は事務所の先輩であるダチョウ倶楽部の上島竜兵さんらにタカるだけという(笑)、ほとんどニートのような生活を送っていたんです」(お笑い関係者)

自著『お前なんかもう死んでいる』(双葉社刊)では、そんな"どん底時代"を赤裸々に告白している。
〈1日1食です。1日250円。全部スーパーの見切り品。あの頃、スーパーの見切り品がご馳走でした〉
〈「そろそろ給料ゼロになるよなぁ……」と思ったときに僕、「自殺しようかな……」って思いました〉

そんな地獄の淵でもがいていた彼が、唯一、準レギュラー出演していた番組が『内村プロデュース』(テレ朝系)。ここで頻繁に裸になる"脱ぎ芸"が受け、露出が微増。そんななか、第二のブレークのきっかけを掴む。それが、いまや有吉の代名詞"毒舌"だった。
「人気番組『アメトーーク!』(テレ朝系)で毒舌キャラを確立した感がありましたね。コンビ芸人『品川庄司』の品川に付けた"おしゃべりクソ野郎"なる仇名は最高傑作(笑)。アレ以降、いろんな番組で有吉さんが共演者に仇名を付けるのが定番になりました」(前出・放送作家)

芸能リポーターの川内天子さんは、有吉の毒舌芸をこう評する。
「小気味いい毒舌、こき下ろしネタですけど、楽屋フォローをちゃんとやっているのは有吉さんだけといわれますね。番組ネタだから本気じゃないよ、と。だから収録後は当事者同士にトラブルが残らない。するとプロデューサーも、"じゃあ、また有吉を使おう"ってなりますよね」

毒舌を武器に、バラエティー番組のみならず、情報番組やアイドル番組のMCに進出するなど、活躍の場を広げる。特に、マツコ・デラックスや夏目三久と共演する『マツコ&有吉怒り新党』(テレ朝系・11年4月~)では、23時15分スタートの深夜枠ながら、毎回2桁の視聴率を記録し、評価を高めた。

なぜ有吉だけが、かくももてはやされるのか。番組制作サイドは、そのMC能力の高さを評価する。
「MCには2タイプあって、相手に斬り込む"ドS"タイプと、聞き上手で相手の話を引き出す"ドM"タイプです。みのさんや紳助さんが前者で、後者がタモリさんやたけしさん。有吉さんは、みのさんのように毒舌を売りにして、一見、Sタイプですが、実はMタイプですね。よく観察すると、毒舌をアクセントに、うまく相手の話を引き出しています」(前出・放送作家)

5月23日公開のvol.2に続く・・・。

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