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カレー南蛮とカレーうどん…いったいナニが違うのか?

蕎麦屋のメニューにある「もりそば」と「ざるそば」の違いといえば、「海苔」の有無。海外からの旅行客も増えた昨今、「ざるそば → のりそば」にすればもっとわかりやすいのに、と筆者は常々思ってしまう。

そもそも蕎麦屋には、ワサビ付のかまぼこを「板わさ」、天ぷらそばからそばを抜いたものは「天ぬき」と、わざわざひと捻りした呼び方をしているメニューが多い。

そんななか、今回調べてみたのが「カレー南蛮」である。

巷で人気のカレー系麺メニューには、カレー南蛮とカレーうどんがある。これだけだと「カレー南蛮が蕎麦で、カレーうどんはうどんでしょ?」という感じもする。確かに蕎麦屋のカレー系メニューはたいていがカレー南蛮を名乗っている。「カレーそば」というメニューは立ち食い以外ではほとんど聞いたことがない。

ただ一方で、蕎麦屋には「カレー南蛮うどん」というメニューも存在しているのである。つまり、蕎麦屋にはカレーうどんとカレー南蛮うどんの2種類がある、ということになる。

なんかややこしくなってしまったが、ポイントは「南蛮」という言葉。
南蛮とは、もともと古代中国が南方の異民族に対して使っていた蔑称だが、日本では長ネギや唐辛子を使った料理で使われている。南方からの渡来人が好んで食べていた、という理由らしい。「南蛮漬け」もそのひとつだ。

つまり、長ネギ入りがカレー南蛮うどんで、長ネギなしがカレーうどん、というのがおおまかな違いといっていい。こう説明すると、確かにカレー南蛮には大ぶりな長ネギが入っていることが思い出されるのではないか。

ただ、なぜ蕎麦屋にカレーそばというメニューがないのかは、ついにわからなかった。


ちなみに冒頭の「もり」と「ざる」の違いだが、実は海苔以外にもある。
そもそも「もりそば」というのは、麺を汁につけて食べる蕎麦の総称で、最初から麺に汁がかけてある「かけそば」との対比からできた呼び方。
そして「ざるそば」は、そのもりそばの中の1メニュー。昔はざるそば専用のそばつゆが使われ、区別されていたという。

今でも老舗やこだわりの店では、「もり」と「ざる」でそばつゆを変えているお店もあるので、食べ歩きして探してみては?

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