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最強横綱・白鵬が描く「モンゴル大統領」就任プラン

[週刊大衆04月13日号]

以前は「優等生」とも称され、八百長問題でどん底の協会を支えた功労者が「朝青龍化」。問題行動の裏にあった野望!

春場所で自身の最多優勝記録を34回に更新した横綱の白鵬(宮城野部屋= 30)が千秋楽の優勝インタビューで見せた"25秒間の沈黙"。
NHKの太田雅英アナに「どんな気持ちで春場所に臨んだのか?」と聞かれ、長い沈黙のあと、「まあ、頑張ります」と答えたが、
「表情は硬く、とても大記録更新中の優勝力士とは思えませんでした。その沈黙が、横綱の"ある決心"を雄弁に物語っています」(白鵬の後援会関係者)
その決心というのが、「モンゴル大統領」就任という仰天プランだとか。

初場所前から、白鵬は、あるモンゴル人力士に「俺はモンゴルの大統領になる」と漏らしていたというのだが、最初は冗談半分だったかもしれないその意思を完全に固めたというのだ。
「この春場所では、14日目の大関・稀勢の里(田子ノ浦部屋)戦で立ち合い右へ変化し、横綱らしからぬ取り口だと、会場から罵声が飛びました。それだけでなく初日から横綱を取り巻く雰囲気は最悪。春場所ほど、横綱がアウェー感を味わった場所はなかったでしょうね」(前出の後援会関係者)

そのアウェー感が白鵬の仰天プランを後押ししたというのだが、それはすべて白鵬自身が招いたもの。
初場所で取り直しとなった一番に不満を爆発させ、場所後に「子どもでもわかる相撲」と審判部を批判。角界の先輩(審判部の親方衆)への敬意を欠いた発言がマスコミに糾弾されるや、ダンマリを決め込んだ。
「角界を支えた横綱に敬意を払ってきたマスコミからも、白鵬が片手で乱暴に懸賞を受け取ったり、勝負が決した相手にダメを押す所作に批判が集まりました」(スポーツ紙相撲担当記者)

北の湖理事長が慌てて
「いつまでも尾を引いてはいけない」と、収束に躍起になったが、それが逆に親方衆の不満を爆発させた。
「"理事長は白鵬に甘い"という不満です。特に審判部からは、春場所の番付編成会議で"白鵬を呼び出せ!""出場停止にすべきだ"という強硬論が噴き出していたんです」(同記者)
こうして始まった春場所では2日目以降、白鵬は支度部屋で報道陣に背中を見せ、"近寄るな!"というオーラを出し続けた。

「かつて白鵬のモンゴルの先輩・朝青龍(元横綱)が横綱の品格を問われ、最終的には傷害事件を起こして角界を追われましたが、今や、白鵬は完全に"朝青龍化"してしまいました。 今、日本相撲協会首脳が懸念するのは、最強横綱となって暴走を始めた白鵬が日本人力士に悪影響を与えること。つまり、日本人力士の"白鵬化"なんです」(協会関係者)

その象徴が、千秋楽のNHK『大相撲中継』での刈谷富士雄アナのコメント。
「礼儀や所作の部分で(白鵬は)もう1回、原点に返ることが必要。しっかりしないと、大横綱として認めてもらえない」
と苦言を呈したのだ。NHKのアナウンサーが実況中に、ここまで踏み込んだ発言をするのは極めて異例。
だが、その声は白鵬に届かなかった。
「優勝力士の一夜明け会見は普通、午前中に行われます。ところが、白鵬サイドが設定したのは午後1時。これじゃ、夕刊の締め切りに間に合わない」(前出の相撲担当記者)

これがマスコミへの嫌がらせだったかどうかはともかく、会見では「質問は相撲のことだけに限る」と通達があったという。結局、この会見でも審判部批判について、「もう終わったこと」と述べただけ。
これに激怒するのが、漫画家で元相撲協会外部委員の、やくみつる氏だ。
「謝罪する最後のチャンスを自ら棒に振り、これで一部の贔屓筋を除き、ほとんどの相撲ファンは白鵬と決別することになりました。逆に言うと、相撲ファンに対する白鵬の決別宣言でもあります。これから白鵬がいくら勝ち続けても、相撲ファンから祝福されることはないでしょう」

白鵬のアウェー感は増すばかりだ。
「協会は、八百長問題など苦しい時代を支えてもらった恩義は感じつつも、新たな人気者も出てきた今、もう用済みと考えている節もあります」(相撲担当記者)
そもそも、協会と白鵬の確執の元は、親方には日本国籍が必須という協会規約の"国籍条項"にあった。

白鵬は自分のツテで石浦(十両)ら3人を宮城野部屋に入門させた際、「白鵬の内弟子になる」という誓約書を書かせていた。内弟子とは、部屋付親方などが将来独立する際、自分の部屋に連れていく弟子のこと。
「つまり、横綱(白鵬)は引退後、一代年寄として自分の部屋を立ち上げ、親方になる気満々だったんです」(宮城野部屋関係者)
北の湖理事長は優勝24回で一代年寄となっており、白鵬は、日本に帰化せずとも一代年寄として協会に残れると思っていたという。そしてその後も将来の規約改正に望みをつないでいた。

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