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大阪維新の会・橋下徹代表「国政“改憲”進出」の絵図

[週刊大衆05月04日号]

さる12日に投開票された統一地方選挙で、大阪維新の会は"勝利"を収めた。
「今回、維新は大阪府議選、大阪市議選、堺市議選のいずれもで第1党を確保しました。府議選では過半数獲得には及びませんでしたが、感想としては、"浪速のエリカ様騒動を最小限に抑えた"というところでしょうね」(全国紙政治部記者)

まだ記憶に新しい、浪速のエリカ様こと上西小百合衆院議員の除名騒動。3月13日、体調不良で国会を欠席したにもかかわらず、"秘書と京都旅行"をし、その前日にはショーパブで飲んでいたことも発覚。
取材に対する不遜な対応や、派手なメイクまでが話題になったのだが、
「橋下代表はすぐに上西議員との共同会見を開き、その後すぐに除名処分を決めました。素早い対応と橋下代表の"公認したのは僕の責任。国民に申し訳ない"という真摯な姿勢がよかったんでしょうね」(同記者)

その統一地方選での勝利が間違いなく影響するのが、5月17日に行われる大阪都構想の住民投票だ。
「成立するかどうかは、本当に五分五分の状況でしたが、今回の選挙結果を受けて賛成に票が流れる可能性がありますね。また、安倍首相が事実上、賛成しているのが大きい。自民党の大阪府連は明確に反対を表明していますが、党首の意向に反して、はたして一枚岩になれるかどうか」(通信社政治部記者)

安倍首相は1月に出演したテレビ番組で、大阪都構想について「意義がある」と言及した。それを聞いた橋下代表は「うれしくてしょうがない」と話し、さらに「憲法改正は絶対必要。安倍首相しかできない。できることは何でもする」とまで公言しているのだ。

前出の通信社記者が言う。
「安倍首相の腹案は、維新を取り込んでの憲法改正です。改正には衆参で3分の2以上の賛成が必要になる。衆院では条件をクリアしていますが、参院では28議席不足している。都構想成立で維新を勢いづかせ、来夏の参院で一定数を確保させ"隠れ与党"に仕立て一気に憲法改正へ……という青写真ですよ」

さらに、こんな話を続けるのだ。
「都構想が成立しても、実施に至るまでには、手続きなどでかなりの年数がかかるんです。橋下代表は、都構想に道筋をつけたら、あとは地方議員にまかせ、自身は国政に転身する計画のようです。来年夏の参院選に立候補する筋書きは、相思相愛の安倍首相の望むところでもありますからね」

日本の将来にも影響を及ぼすかもしれない大阪春の陣、はたして、その結末やいかに!?

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