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凶悪事件からでっち上げまで 次々と明らかになる警察の不祥事

[増刊大衆04月28日号]

市民の安全を守るお巡りさんが殺人、誘拐って…相次ぐ警察不祥事「モラル完全崩壊」の深刻裏事情 01

毎年2月~3月になると、なぜか街中で警察官を見かける機会が多い気がする。
「お役所特有の"年度末の帳尻合わせ"の検挙で、点数稼ごうとしてるんじゃないの~!?」という声も聞こえてきそうではあるが、そんなハズはない。春先は凶悪な犯罪や事件が多いと言われる時期。そんなときだからこそ、市民の安全を守るため、取締りを強化してくれているんだ。
……と思いきや、聞き捨てならないニュースが。
今年1月、大阪府では不倫関係にあった交際相手の女性を殺害したとして同府警の巡査長を逮捕。また2月には、群馬県で小学4年女児の誘拐未遂容疑で同県警の巡査を逮捕。
殺人に誘拐……凶悪事件を取り締まる警察官が、なんと凶悪事件を起こしているではないか!?
刑事事件を専門に扱う『アトム法律事務所』の代表・岡野武志弁護士は言う。
「警察による不祥事の多さは、いまに始まったことではありません。昔から多いですよ」これらは一部の警察官のことだと思うが、耳を疑うようなこの実態。どーなってるんだ!? 日本警察!


今年1月24日、大阪市東住吉区のマンションで女性が殺害された。逮捕されたのは大阪府警の巡査長(26)。交際相手の女性に既婚者であることがバレてしまい、別れ話のもつれから殺害したと動機を語っている。衝動的な犯行かと思いきや、凶器のベルトを事前に用意するなど、計画的な犯行を疑われている。

さらに、2月18日に群馬県渋川市で小学4年女児の誘拐未遂事件が起きた。こちらも犯人は24歳の現役警察官。最初から「可愛い」と思って狙っていたというのだ。女の子を誘い出すために住所、氏名、家族構成などが記載された『巡回連絡カード』を利用し、父親の知り合いを騙(かた)って連れ去ろうとする悪質なやり口だった。不審に思った女児が逃げたことで未遂に終わったのは、不幸中の幸いとも言える。

これほどの凶悪犯罪を現職警察官が起こすのは稀だが、程度の差こそあれ、不祥事は数多く起きている。

警察庁の発表によると、2014年の警察官の懲戒処分者数は300人。そのうち逮捕者は71人となっている。件数としては「異性関係」が多い。この傾向について、裁判で警察官を弁護した経験もある岡野氏は次のように指摘する。
「公務員の起こす不祥事にはエロ事件が抜群に多いです。警察官などの公務員は、たとえ酔っ払っていても、さすがにケンカはしませんが、そのフラストレーションが性欲に向かってしまうんでしょうかね。ほかの民間人と比べても、性犯罪の検挙が目立つ気がします」

実際、今年に入ってからだけでも、警察官が何件もの性犯罪を起こしている。広島県警の巡査長が店舗内で女性店員のスカートの中をスマホで盗撮したという事件から、埼玉県警本庄署の巡査部長がわいせつ目的で女性を襲うといった凶悪なものまである。いずれも許される行為ではない。

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