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SF漫画「テラフォーマーズ」の世界が現実になるかも!?

[ヴィーナス05月05日号]

生命が発生したのは地球だけではなかった!

今、若者に大人気漫画の『テラフォーマーズ』は、火星で異常進化を遂げたゴキブリと人類の戦いを描いた作品だ。こんな宇宙生物と人類の戦いというSFのようなことが、近い将来に実際、起こるかもしれない。

実は最近、頻繁に太陽系のいくつかの星には生命がいる、もしくは、いたのではないかとの研究が発表されているのだ。
そんな星の候補としてまず挙げられるのは、木星の衛星エウロパだ。エウロパは太陽から約8億キロも離れていて、表面は厚い氷に覆われている。だが、その氷の下には液体に保たれた海が存在している。生命の誕生にはまず液体の水が必要なのだが、まさに、その条件に合致しているというのだ。

深海分子生態学者のティモシー・シャンク氏が世界的な科学雑誌『ナショナルジオグラフィック』で〈エウロパの海底の一部には、地球の深海に存在する熱水噴出孔周辺と非常によく似た環境があるはずだ。この条件下で生命体が存在しないとなると、その方が驚き〉と語るなど俄然、生命存在の可能性が高まっている。

その他にも、3月に科学雑誌『Nature』誌は、土星の衛星エンケラドスに生命の存在する可能性が高まったと報じた。
エウロパの海底と同様、エンケラドスにも氷に覆われた海が存在する。その南極付近から噴き出す高さ数百キロに及ぶ水蒸気の氷の粒子に、相当量のナトリウム塩が含まれていることがわかったというのだ。これで、生命の誕生に不可欠な3つの要素、エネルギー源と有機化合物と水が存在することが確実となり、エウロパ同様、生命の存在の可能性が期待されている。

そして、生命の存在、もしくは過去に存在したことが本命視されているのは地球のお隣の星、火星だ。
現在、40億年前の火星には少なくとも深さ1600メートル以上の海があったとされている。それが干上がって現在のように真っ赤な大地となった時期には諸説ある。

だが、数億年単位で海が存在していたのは間違いなく、その間に生命が誕生した可能性は大きい。そして、現在でも火星の地下は大量の水が存在しているというので、もはや火星での生物発生は既成事実、その痕跡の発見は近いと言っても過言ではないだろう。

NASAのバイキング計画などの火星調査で撮影された写真の中には、生物やピラミッド、建物などの人工物が写っていると騒がれる写真も少なくない。おそらく、そのほとんどは目の錯覚レベルの眉唾モノだ。
しかし、なかには「もしかしたら……」と思わせるものがあるのも事実。

さらには生物がいたとしたら、海があり温暖だった時期だけでも、生物が知性を持つまでに進化するだけの時間は十分だった。
それだけに、火星に人類が降り立つようなことがあれば、そこで、生物との争いが勃発する可能性すらある。

現在、人類の火星移住を計画する民間企業も存在する。もし、それが実現したならば、人類は赤い大地で何に遭遇するのだろうか?

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