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冷凍野菜のほうが生野菜より栄養価が高いって本当?

今年の春は天候不順による日照時間不足のため、野菜の価格が高騰している。特に葉物系への影響が大きく、財布のヒモを握っている奥様は苦心されていることだろう。柔らかくて甘みがある春キャベツなんて、例年の2倍以上に値段がつくこともあり、旬の味を気軽に愉しむことができず困ったものだ。

こんなときに大いに活用したいのが冷凍野菜だ。調理の手間が省けて楽だけど、栄養価が落ちてしまっているのでは? なんて思われがちだが、むしろ新鮮な野菜より冷凍の方が優れていることをご存じだろうか。

一昨年の10月にアメリカのニュースサイト「Daily Mail Online」が報じた記事『Frozen food IS better than fresh』によると、イギリスのレザーヘッド食品研究所とチェスター大学が行った調査で、ブロッコリー、ニンジン、ブルーベリーを冷凍庫と冷蔵庫に3日保存した後、それぞれの栄養レベルを測定した。すると冷凍の方がビタミンC、ポリフェノール、アントシアニン、ルテインやベータカロチンなどが、冷蔵より多く保たれていたそうだ。これらの成分はガンを予防したり、脳や皮膚、眼を活性化させる効果があるとされ、オジサンたちはぜひ摂取しておきたい栄養素ばかり。

研究者はこの結果により、産地直送の新鮮野菜とうたっていても農家から店まで運ばれ、かつ、家庭の冷蔵庫の野菜室で保存されてしまえば、採ってすぐに冷凍加工した野菜より、栄養素を失ってしまうことが分かるとしている。加えて、販売者が野菜の形を揃えるため、霧吹きをして表面を傷つけてしまうのも劣化の原因らしい。

ただし、冷凍野菜が万能だというわけではない。解凍方法によっては、水分が抜けて食感が悪くなったり、せっかくの栄養素が抜けてしまうこともある。また、野菜が保有している水分が霜(シモ)になってしまわないよう、冷凍庫の開閉や詰め過ぎにも注意が必要だ。冷凍庫の頼もしい冷凍野菜たちを眺めたくなったかもしれないが、『開けっぱなしにしないで!』と奥さまに叱られてしまうので我慢しよう。

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