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国民そっちのけで保身にひた走る…野田と谷垣増税ボンクラ同盟」大迷惑!! vol.2

[週刊大衆06月25日号]

高名(?!)を手に入れたあとは、余勢を駆って、双方の党首選前の“話し合い解散”で衆院選に突入。
それに向けて、この両氏に仰天の“密約”があるというのだ。

政治評論家の浅川博忠氏がいう。
「野田、谷垣両氏の間には、第1党となったほうが首相を、第2党が副総理を出して連立内閣を組むとの密約があるといわれています」

あれだけ鎬を削っていた両党の党首が、こんな結託をするとは……。
そこまで追い詰められた背景には何があるのだろうか。
政治評論家の本澤二郎氏がいう。
「野田首相が自民党の谷垣総裁との距離を縮めたのは、今年2月に行なわれた大阪府知事と大阪市長のダブル選挙の結果に、危機意識を覚えたからです。橋下陣営が圧倒的勝利を収めたことで、野田、谷垣の両氏とも“いま衆院選となったら、橋下陣営に大量の票を持っていかれる”と恐れた結果の野合です」
そんな橋下・維新の会に、“増税をも決断する強い野田首相”を前面に押し出して戦えば、十分に対抗できるとの判断だった。

「野田民主、谷垣自民が予想する9月衆院選の結果は、自民党が180~190議席(現有120)で第1党、民主党が110~120議席(同289)の第2党と分析しています。ですので、衆院選後、両党で連立を組めば、野田-谷垣両氏の永田町支配は揺るがないと自信満々です」(前出・浅川氏)
なんのことはない。
“社会保障と税の一体改革”の美名も、野田、谷垣両氏が今後とも永田町で君臨し、甘い汁を吸い続けたい一心から出た「ボンクラ保身同盟」そのものなのだ。

的確な政治評論で定評のある法政大学の五十嵐仁教授が、怒りの声を上げる。
「2人の野合は、国民のことをまったく考えておらず言語道断です。アメリカでいえば、民主党と共和党が結託して法案を可決させるようなものですよ。今回の談合は2大政党政治の競争原理を根底から引っくり返す、ちゃぶ台返しそのもの。時代に逆行する“民自独裁政治”です」

そもそも、この“ボンクラ”2人の馴れ初めは93年。
野田氏が日本新党から立候補し、初当選を果たしたときだった。
「政治家1年生の野田氏に、初めて“ご馳走”したのが谷垣氏。以来、つき合いを深めていったといいます」(民主党中堅議員)
昨年8月には、ポスト菅で代表選に立候補した野田氏を、谷垣総裁は「野田さんは、思いつきをポンポン打ち上げるような方ではない。ああいうキャラクターには、頑張っていただく必要がある」と、敵にもかかわらず、目いっぱいのエールを送っていた。

一方の野田首相も谷垣総裁を評して、「ライバル党の敵だと思っていない。先輩政治家としてリスペクトの念を持てる方」、また消費増税についても、「問題意識、根っこで共有できる部分がある。基本的には誠実で正直な方」とベタボメ。
「そんな2人を結びつけたのが、“財務省のドン”と恐れられている勝栄二郎事務次官だといわれています。
勝氏は、野田、谷垣両氏を通じて、財務省の悲願である消費増税を成し遂げようと必死の工作。永田町では、この3人を評して“増税3兄弟”と揶揄しています」(ベテラン政治記者)

“官僚の元締め”財務省のドンにいい含められ、首相と野党第1党総裁がガッチリと握手。
まさに、最強の“悪魔の布陣”だが「魑魅魍魎が蠢く永田町のこと。野田-谷垣のシナリオどおりにスンナリと事が進むとは、誰も思っていません」(前同)

まずは、谷垣自民党。
「足元が大きく揺らいでいるんです。自民党の森喜朗・元首相や古賀誠・元幹事長といった派閥オーナーたちが、“谷垣降ろし”で一致し、裏工作を開始。森、古賀氏らは、次期衆院選は谷垣総裁では戦えないと考えており、勝てる新総裁を擁立して、来たる衆院選での必勝を期そうとしています」(自民党中堅)

造反は、彼らだけではない。
谷垣総裁と距離を置く石破茂・前政調会長、その石破氏のライバル・石原伸晃幹事長。
さらには、安倍晋三・元首相までもが次期総裁の座を巡って“ボッキ”状態にあるという。
一方、いつ引きずり降ろされてもおかしくないのは、野田首相も同じだ。

06月20日公開のvol.3に続く・・・。

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