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食べても平気? 食品の消費期限と賞味期限はこう違う

食べても平気? 食品の消費期限と賞味期限はこう違う

虫の混入騒ぎで全品回収の騒ぎとなったペヤングが再販をスタートした。食品に関するトラブルと言えば、2007年に起きた船場吉兆や不二家の偽装表示事件が記憶に新しい。消費期限切れのお菓子などを販売したというもので大騒ぎになったが、そもそも消費期限と賞味期限、区別が難しい。

農林水産省HPによると、消費期限は「お弁当や洋生菓子など長くは保存がきかない食品」に表示してあるもので、「開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限」とある。これはわかりやすい。明日までが消費期限のサンドイッチやおにぎりをあさって食べてお腹壊しても知らないよ、という期限だ。

一方の賞味期限は缶詰など「冷蔵や常温で保存がきく食品に表示」されているもので、「開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限」である。

消費期限はナマモノが対象であるため、期限を超すと味の劣化とともに食中毒等のリスクが高まる。食べない方がいいわけだ。賞味期限の場合は缶詰やインスタント食品などほとんど腐敗しない食品なので、期限を超えれば味は劣化するが、少々過ぎてもお腹壊すことはあまりない(もちろん、度を越せば油の酸化などから可能性はある)。

だから消費期限を超えた製品は、味も落ちている上にお腹を壊すリスクも高まる。そこで大犯罪のように扱われたわけだが、1日2日、消費期限を超えたから危険か? といえばそんなことはない。今どきの食品工場はクリーンルーム並みに除菌されている。そう簡単に腐敗はしないのだ。さらに消費期限はメーカーが決めるため、かなり余裕を持って設定されている。

ちなみに冷蔵庫で発見される消費期限切れの納豆。最初から腐って(?)いるかのような納豆も、やはり悪くなるのか? 業界大手のタカノフーズのHPでは「期限を過ぎると、風味が落ちてきたり臭いが強くなってしまいます。いずれも本来の風味は損なわれてしまうので、お召し上がりいただくことはお勧めできません」だそうである。味は落ちても悪くなりにくいらしい。腐敗菌ごときには負けないのだ、納豆は。納豆菌、強し。

食べても平気? 食品の消費期限と賞味期限はこう違う

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