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ポスト野田首相の座を狙う勘違い政治家10人の「アホばか皮算用」 vol.1

[週刊大衆07月02日号]

もはや絶命寸前のドジョウに群がるハイエナ-。
永田町のセンセイたちは皆、どうしても総理になりたいようだ。

野田首相が、のるか反るかの大勝負に出てきた。
「今国会中(6月21日まで)に消費増税法案を成立させようと、野田首相は、なりふり構わずの状況。野党・自民党の要求を丸飲みするばかりか、衆院解散要求までも受け入れる勢いです」(全国紙政治部デスク)
とはいえ、首相の思惑どおりに事が進むとは到底、思えない。

「増税法案の衆院採決は、小沢グループの大挙造反は必至。また、自民党案を飲むとなれば、民主党の中間派も造反の可能性があるからです。そうなれば、首相は内閣総辞職か解散・総選挙の、どちらかを選ばざるを得ません」(前同)

ただ、内閣支持率低迷のいま、解散強行は無謀だと、与党内からの猛反発に遭うのは必至だ。
「かといって、国会会期延長をすれば、野党との連携も不調に終わる可能性も出てくるし、9月の代表選でも、野田氏の続投は厳しくなるでしょう」(同)
まさに崖っぷちの野田首相。
打つ手ひとつ誤れば、奈落の底へ一直線なのだ。
「そんな断末魔の声を聞き、“次は俺だ!”と、自称他称のポスト野田候補たちが蠢き出しました」(同)

まずは野田首相の足元、民主党から。
「民主党の寿命も、もって来年8月29日の衆院議員の任期満了日、つまり、あと1年。党内で“大物”を自称する多くの議員が、最後のひと花を咲かせようと野心剥き出しなんです。特に、岡田克也副総理など“俺が序列1位”と豪語。ところてん方式での次期代表を狙っています」(政治ジャーナリスト・安積明子氏)

この岡田氏、これまではよくも悪くも“原理主義者”で売ってきたが、「いまでは、指導者としての柔軟性を見せようとでもしたのか、党の“絶対綱領”、たとえば、子ども手当や最低保障年金まで“撤回も可能”と公言しています。完全なご都合主義者と化し、かつての“原理主義者・岡田神話”は、いまや党内のどこを探しても見当たりません」(民主党担当記者)

それでも、ご当人だけは、「オレは、野田首相よりも当選回数が2回多く、年も4歳上。オレ以上の“ポスト野田”適格者はいない」と、したり顔だという。

そんな岡田氏に激しいライバル心を燃やしているのが、前原誠司政調会長だ。
「最近、消費増税の審議を巡って、野田首相たちが政府案の修正に柔軟姿勢を見せるのに対し、前原氏だけが“一歩も譲るな”と声高に主張しています」(前同)
その心は、“俺だってやれる”“俺こそが真のリーダー”とのアピールだという。
「首相の座がチラつき、彼の目は、いま異様にぎらついています」(同)

ただ、06年に「偽メール事件」で党代表失格、引責辞任の手痛い過去が……。
「それだけではありません。八ッ場ダム問題では建設中止を派手にブチ上げたはいいが、地元の反対に遭うと急に腰砕けでした。また、尖閣沖での漁船衝突事故でも、当初、船長逮捕を“俺が(指示して)やった”と豪語。なのに、中国からの反発に遭うや、とたんに尻すぼみです」(同)
すべてにおいて中途半端。
党内では指導者失格の烙印まで……
なのに、本人だけは、どこ吹く風なのだ。

「この岡田、前原両氏を横目に、“オレこそが次期首相だ”を自認し、漁夫の利を狙ってボッキしているのが仙谷由人政調会長代行です」(民主党ベテラン議員)
菅前政権で“影の首相”といわれるほど権勢を独り占めした仙谷氏は、いま、野田政権下でも大飯原発の再稼働をゴリ押ししたかと思えば、野田首相を差し置いて大連立を工作。
一度は眠ったかに見えたが、いざ政局となって、息を吹き返してきた。
「怪しい動きを続ける仙谷氏の本心は、“半年でもいいから首相になりたい”の一心です。その権力亡者ぶりは、彼の後押しで首相の座についた野田首相も警戒を隠しません」(前同)

06月26日公開のvol.2に続く・・・。

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