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ポスト野田首相の座を狙う勘違い政治家10人の「アホばか皮算用」 vol.2

[週刊大衆07月02日号]

そんな手垢のついた人たちとは別に、「選挙の顔になれる人」として急浮上しているのが、“民主党一のイケメン”細野豪志環境相だ。

細野氏は41歳。
もし、きたる9月の民主党代表選で当選すれば、主要国でも図抜けて若い指導者に。
「次期衆院選で、宿敵となるであろう橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会にも十分に対抗できるのが自分だと、細野氏自身、心中密かに期しているといわれています」(民主党若手議員)
ただ、党内では、日の当たる道を歩んできた彼へのやっかみが、雨アラレ。
現在、原子力行政担当相も兼務する細野氏に「やっていることは“原発再稼働相”“放射能汚染拡散担当相”に過ぎないとの声も。首相への道は厳しいともっぱらです」(前同)

一方、悲願の与党返り咲きが至上命題の自民党でも、トップ争いが、にわかに激しくなってきた。
「谷垣禎一総裁が、我こそはポスト野田の最有力候補だと固く信じています」(政治評論家・有馬晴海氏)

その谷垣総裁が描く“首相への道”シナリオは
「まず、第一手として9月の自民党総裁選前に衆院解散・総選挙に持っていくこと。谷垣氏は、次期衆院選で、自民党160人、民主党140人となり、自民党が第1党に復帰できると読んでいるからです」(前同)
そこで、自民党と第2党の民主党が大連立。
「当然、首相は第1党からとなり、谷垣首相が誕生。また、この大連立が成れば、絶対多数を持つ政権となり、5年半にも及んだ小泉内閣ばりの長期政権を狙えると夢見ています」(同)
谷垣総裁は、思春期の少女のような妄想をするのがどうやらお好きらしい。

ただ、あの森政権時代の叛乱“加藤紘一の乱”で見せた“泣きの谷垣”の印象は、いまだに根強く
「喧嘩下手で頼りない谷垣氏に、野田政権を解散に追い込み、大連立を組む荒業なんて無理との見方が大勢です」(自民党中堅議員)
谷垣総裁の“政権奪還シナリオ”は、“獲らぬ狸の皮算用”と見切られている。

「そんな不甲斐ない総裁を追い落とそうとしているのが、石破茂政調会長と石原伸晃幹事長です」(前同)
石破氏は、すでに自民、民主、公明から約90人の同志を集めて「復興再生議連」を設立。
はや、“次”に向けた動きを開始。
「対する伸晃氏も、父・石原慎太郎東京都知事の七光りをバックに、保守新党の結成を模索し始めました」(ベテラン政治記者)

先だっては、衆院選後の政界再編に向け、「保守が一つに固まることを模索しながら、強い政治体制を作らなければいけない」と、自民、民主を超えた新党結成の意思表明とも取れる発言。
それを仕切った末に、新党の党首となって天下を獲る腹積もりか。

また、この期に及んで、安倍晋三元首相までが、首相返り咲きを狙ってボッキ状態にあるという。
「安倍氏は“橋下維新”に合流する可能性もあるといわれているんです。維新の会には民主党の主流から外れた前原氏も合流するのでは、といわれていますし、慎太郎氏や小沢一郎・民主党元代表も秋波を送っています」(前出・有馬氏)

こうなると、維新の会が過半数はないにしても、自民民主の連立ではなく、維新と、どこかの連立が与党となる可能性もある。
「そうなれば、安倍氏などが総理の目玉になる可能性もあるんです。維新の会は、いわば素人の集まり。首相経験者の安倍氏でもスカウトしなければ、組閣できないわけです」(前同)

06月27日公開のvol.3に続く・・・。

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