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俳優・渡辺謙 2度の白血病を乗り越えた「日本の至宝」の役者魂

[週刊大衆07月06日号]

俳優・渡辺謙 2度の白血病を乗り越えた「日本の至宝」の役者魂

「7月8日からドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)の続編もスタートする娘の杏(29)にも、励みになるでしょう」(テレビ情報誌記者)

去る6月8日に発表された米国の演劇界最高の栄誉とされるトニー賞。俳優・渡辺謙(55)が主演を務めた『王様と私』は、9部門にノミネートされ、4部門で受賞した。
「渡辺自身は主演男優賞を逃したものの、日本人として史上初のトニー賞・主演男優賞にノミネート。ミュージカルの本場・ブロードウェイに、しっかりとその名を刻み、辛口で知られる現地ニューヨークのメディアからも称賛の嵐です」(大手広告代理店関係者)

1987年、27歳にして大河ドラマ『独眼竜政宗』で主役を演じ、渡辺は国民的俳優として人気を得た。
「しかし、89年、初主演予定だった映画『天と地と』の撮影中に急性骨髄性白血病を発症。5か月間入院し、抗がん剤治療を続け、現場に戻るまでに回復したものの、5年後に再び発症した」(ベテラン芸能記者)

そのつらい経験が、彼の役者魂を育んだ。
〈絶対俳優として戻るんだ。俳優として何か作品を残すべく、命をもらうんだという決意で2回目の治療をした〉(NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』より)

ハリウッド挑戦もその決意の表れだった。オーディションを経て出演した映画『ラストサムライ』(2003年)でアカデミー賞にノミネートされ、世界に名前を知られる人気俳優へ。
「以後、『バットマン ビギンズ』『硫黄島からの手紙』等へ出演し、ハリウッド映画界で確固たる地位を築くまでになりましたが、歌って踊るミュージカル舞台ではまったくの新人。語学面でもハンデを背負いながら、55歳での挑戦ですからね……」(夕刊紙記者)

しかも、『王様と私』といえば、名作古典。シャム王役はユル・ブリンナーのイメージが強い。
「それにあえて挑戦するからには、新しい"王様"像を提示しなければならないのですから、並の俳優では務まりません」(同記者)

年明けに単身渡米し、猛練習。はたして、新たな王が生まれた。
「挑戦に年齢は関係ない。始めるに遅いなんてことはない――そんな姿勢を体現するかのような渡辺さんの求道精神は、俳優だけでなく、多くの日本人に勇気を与えてくれました」(芸能誌デスク)

主演女優賞を受賞した共演のケリー・オハラ(39)はスピーチで渡辺に語りかけた
「渡辺謙は私の王様です」――いや、渡辺謙は我々日本の至宝です!

俳優・渡辺謙 2度の白血病を乗り越えた「日本の至宝」の役者魂

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