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原監督勇退!? 巨人「今オフの大リストラ」全貌すっぱ抜き

[週刊大衆07月06日号]

原監督勇退!? 巨人「今オフの大リストラ」全貌すっぱ抜き

若手の育成を怠り、札束で有望選手を次々と獲得……。球界一の金満球団に、ついにそのツケが回ってきた!

7勝11敗、12球団中11位――。今年の交流戦、巨人は文字通り、惨たんたる結果に終わった。
だが、球界の盟主の"苦闘"は、今に始まったことではない。

シーズン開幕から自慢の打撃陣は湿りっぱなしで、通算チーム打率はリーグ5位の.238(数字は6月18日時点=以下同)。投手陣の踏ん張りで、かろうじてセ・リーグ首位をキープしているものの、勝率はようやく5割を超える程度。最下位の広島までゲーム差4.5と、まったく油断できない状況だ。

野球解説者の江本孟紀氏は、こう言ってあきれる。
「他球団が、それ以上に悪いから目立たないだけ。今の巨人の状態は最悪で、首位にいるのが不思議なぐらいですよ」

こうしたチーム状況に、指揮官を務める原辰徳監督(56)も、心労が絶えない様子だという。
「常にマスコミに注目される巨人軍監督を10年にわたり務め、疲れ果てている。原さんは今オフで2年契約が満了します。仮にV逸すれば、批判が巻き起こるでしょうから、潔く身を退く可能性が非常に高いですね」(巨人軍関係者)

問題は、原監督去りし後の監督人事。巨人の"中枢"たる渡邉恒雄巨人軍最高顧問(88)および長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(79)は「次は松井秀喜新監督」を切に望んでいるというが、当の松井秀喜氏(41)の気持ちは、というと……。
「松井氏は外の世界を見たい気持ちが強く、まだ巨人の監督を引き受ける気はありません。引退後、ミスター直々の打撃コーチ就任要請も断ったほどですからね。結果、現在の最有力候補が江川卓氏。過去、ナベツネさんは"江川をコーチとして呼ぶが、監督にはしない"と発言していたと清武英利元GMに暴露されましたが、松井新監督案が凍結となり、状況が変わりました。江川さんはヤル気十分のようですよ」(同関係者)

つまり、巨人がリーグ制覇を逃せば、原監督勇退が濃厚な情勢。この監督交代劇が起こると同時に、今オフ、巨人にさらなる激震が走ることは間違いなさそうだ。
「今年の巨人は、給料の高い選手ほど故障したり、不振に陥ったりしています。FAで他チームから人材を獲得し続けたツケが、ここにきて噴出している。若手の台頭がなければ、Bクラス転落の危険すらあります」(スポーツ紙デスク)

その「巨人軍高齢化問題」を強く印象づけたのが、6月半ばに札幌ドームで行われた日本ハムとの交流戦。
「3連戦を通した先発メンバー10人の平均年齢が、7歳も違っていたんです。日本ハムの24.6歳に対し、巨人はなんと31.9歳。これは生え抜きの若手が育っておらず、新陳代謝が進んでいないことの証拠にほかなりません」(前同)

もっとも、すべてのベテラン選手が悪いわけではない。今季の巨人は、若手の力不足を移籍組が穴埋めしているのは紛れもない事実だ。巨人OBで野球評論家の関本四十四氏もこう言う。
「井端や相川がいなければ、今どうなっていたか。考えただけで、ぞっとします」

今オフ、"リストラ"の対象になるのは「働かない高給取り」たち。その筆頭が、ダメ助っ人たちだ。
「1億5000万円ももらいながら、21打数でヒットなしのセペダ。1億4000万円で18打数3安打のフランシスコ。見事なポンコツぶりで、2人とも解雇必至です」(スポーツ紙巨人担当記者)

また、原監督の勇退余波をモロに受けそうなのが、同じ東海大出身の久保裕也(35)。昨年、怪我から復帰して4勝4敗11ホールド、防御率4.73という成績を残しながら、今年はここまで1軍登板がゼロ。
「久保は02年ドラフトの自由獲得枠で入団した"エリート"ですが、35歳と投手陣最年長で、11年には肘の故障でトミー・ジョン手術を受けている。年俸5000万円はもらい過ぎですし、原監督の後ろ盾がなくては厳しいでしょう。また、年俸4000万円でFA移籍した金城龍彦も危ない。90打数21安打、打率.233では、代打の切り札は厳しい」(同記者)

こうしたリストラの大ナタは、さらにチームの核心部にまで振るわれるようだ。
「一部上層部のみで構成される"奥の院"では、金食い虫の大物斬りが、真剣に検討されているとも」(巨人軍関係者)

現在、巨人で1億円以上の高額年俸を手にしている日本人野手は、5億1000万円の阿部慎之助(36)、3億円の村田修一(34)、2億2000万円の坂本勇人(26)、2億円の長野久義(30)、1億5000万円の高橋由伸(40)の計5人。驚くほどの高年俸だが、その金額に見合った働きをしている選手がいったい、何人いるのか……。

年俸5億を超える阿部の今季の成績は、107打数30安打、打率.280、本塁打2本。
「とても、年俸に見合った活躍をしているとは言えません。首が痛いとかなんとか言ってますが、そんなことは言い訳にはなりませんんよ」(前出の江本氏)

チーム事情もあって、二度とかぶらないはずだったマスクを開幕直後からかぶったが、6月6日のソフトバンク戦でファールチップをそのマスクに受け、再び首を痛めてしまった。
「怪我から戻れば、負担の軽い一塁のポジションで、打撃に専念することになります。そこで、思うような成績をあげることができなければ、もう選手としてはダメです。阿部にとっては、ここが正念場でしょう」(前出の関本氏)

今オフ、2年契約が切れる阿部。巨人軍生え抜きエリートである男が簡単に切られることはないはずだが、こんな話も聞こえてくる。
「阿部は近い将来、必ず指揮官になる監督候補生。順序は(高橋)由伸の次と言われていますが、たとえばコーチとして先に指導者経験を積むという約束手形が切られれば、引退もありうる」(前出のデスク)

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