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オウム容疑者全員逮捕の陰で進行中!「後継団体アレフ信者激増」のワケ vol.2

[週刊大衆07月09日号]

「ほかにも、信者が大学で、仏教や東洋思想に関する“○○研究会”と冠したサークルを隠れみのに、勧誘する手口もあります。そのサークルは、ほかにも、ヨガ、カレーの会、それに合コンのような普通の集まりなど様々です」(元オウム真理教信者)

入会当初は、アレフ、オウムといった説明は一切されないという。
「宗教とはまったく関係のない活動を2カ月ほど続けると、ある日、勉強会が開かれるんですよ。そこでアレフであることを初めて告げられ、教団の教えを講義されるんです。そこでは、“一連の事件の真犯人はオウムではなく、オウムが起こしたと見せかける何者かによる陰謀だ”と教え込まれるんです」(前同)

とはいえ、アレフと知らされた時点で、脱会すればいいように思えるが……。
「偽装サークルと気づいても、その頃には信者との人間関係ができてしまっているんです。その会の人たちは皆、親切にしてくれたし、なくてはならない自分の居場所になっているんです。そうなると、世間のいっていることが間違っているのではないかと思ってもおかしくありませんよ」(前出・有田氏)
その結果、さらにその人が友人を勧誘し、芋づる式に拡大していくという。

また、元オウム広報局長で、『オウムはなぜ暴走したのか』(ぶんか社)を出版した早坂武禮(たけのり)氏は、若者がアレフにハマっていく理由をこう説明する。
「元幹部としてこうした言い方をするのもどうかと思いますが、当時の多くの信者は社会にうまく馴染めない人が多かった。彼らにとってはオウムが自己実現の場であり、自己啓発の場だったんです。そして、現在も自己実現の場がないという若者が多い。そんな彼らをアレフが優しく受け入れたら、そのコミュニティーから離れようとは思わないでしょう」
つまり、一度足を踏み入れたら最後、自らの思考を停止し、アレフに依存してしまうのだという。

そのパターンは、事件から17年経った現在も、麻原への信仰を捨てきれない高橋容疑者にも窺える。

日本を大混乱に陥れた麻原の幻影は、いまなお人々を惑わせている-。

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