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父への“愛なき怨念”が生んだ壊し屋・小沢の「人生の結末」 vol.2

[週刊大衆07月16日号]

では、野田佳彦は何者か。

「見せかけと、実際にやることがまったく違う、恐ろしい人だ」と、民主党幹部(中間派)はいう。

民主党の代表選で逆転勝利したときの野田さんは、演説で自らをドジョウになぞらえて、一時期は「ドジョウ総理」という言葉が政界にもマスメディアにも溢れた。
鳩山、菅という最低最悪の総理が続いたあとに、庶民感覚のわかる、まともな総理大臣が登場してくれたんじゃないかと、国民も期待したからだ。

ところが、その演説を聞き直してみると、野田さんは信じがたいような“詐欺”をやっている。
野田さんは、夫婦の出発が結婚式もまともにやれないような貧しさだったと聞こえるように演説したが、よく聞き直すと、実はこれ、野田さんの父母の話。
政党の代表選の演説で、自分のことじゃなく、父母の話を延々とやるとは誰も想像しないから、代表選候補その人が貧しさに耐えた庶民派だと誤解して聞いてしまうという、心理トリックのような手を使っているのだ。
しかも、その父も陸上自衛官だから、国家公務員。
野田さんが貧しい家庭に育った事実は、まったくないのだ。

「あの人情話のような、意表を衝く演説を聞いて、私は、それまでの考えを変えて野田さんに投票した。それがトリック演説だとわかって地団駄を踏んだよ」(民主党の若手有名議員)
代表選で他の候補は、当然ながら、どんな政策を総理として進めるかを演説した。
野田さんだけが、この若手議員がいうとおり、人情話を持ち出して、会場の空気を一変させたのだ。
そして野田さんは、総理になると「庶民的な人情政治」をやるんじゃなくて、その真逆、庶民の生活を直撃する消費税引き上げに突っ走った。
トリック演説で持ち出したような、貧しい夫婦こそが苦しむ消費税引き上げしかやらない。

小沢さんのルーツが怨念の政治なら、野田さんのルーツは詐術の政治なのだ。
これじゃ、国民はまったく救われない。
次の解散・総選挙では、どなたももう、国会に戻ってくるな。

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