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新発見 佐渡沖巨大油田も狙われている! 中国の日の丸資源「横取り作戦」進行中 vol.2

[週刊大衆07月16日号]

水資源もまた同様だ。
急速な工業化によって、揚子江上流の水資源が枯渇の危機を迎えているという。
「中国が日本各地の山林を買い漁っているのも、日本の水資源を押さえるため。たとえば、中国が買った北海道の倶知安町の広大な山林の大半が、水源かん養保安林にあたります」(農林水産省関係者)
資源枯渇の危機に立たされる中国に対して、「日の丸資源」は将来有望。
「佐渡沖の油田もそうですが、日本周辺の海に広がる大陸棚には多くの資源が眠っています。特に、最近、注目されるメタンハイドレート(石油に替わる新エネルギー)は、世界有数の埋蔵量ともいわれています」(石油元売り関係者)
資源小国であったはずの日本が意外や意外、資源大国になる可能性があるという。
だからこそ、油断大敵といえる。

「中国が、その資源に触手を伸ばしてくるのは間違いありません」(井上氏)
それは、たとえ“領海内”だったとしても、決して安心はできない。
東シナ海の日中中間線付近に広がるガス田が、両国の間で長らく衝突の火種となっているのは、ご存じのとおり。ガス田は日中両国のEEZ(排他的経済水域)付近に広がっているが、中国は採掘施設を独自で建設し、操業を開始するなど強硬な姿勢を見せてきた。
「07年に一部ガス田の日中共同開発が合意されました。しかし中国は自国のEEZ内から、まだ合意に至っていないガス田を勝手に採掘し始めたんです。これらは地下構造でガス埋蔵地域が日本のEEZ内にも広がっているため、本来なら共同開発するのが筋です。共同開発合意前の姿勢を含め、中国は日本の資源を収奪しているのです」(前出・石油元売り関係者)
“盗っ人猛々しい”とは、まさにこのこと。

さらに佐渡沖の油田をめぐり、こんな観測が流れ出した。
「中国企業による日本企業買収の目的は、技術を盗むことです。たとえば、自動車メーカーが世界最新技術を誇る日本の金型工場を買収するなどの例があります。中国が、日本の掘削技術欲しさに関連企業に買収をかけ、もし油田掘削の主導権を中国に奪われたら、どうなります?掘削を中国に頼る形になり、知らぬ間に日本の利益を奪われる危険性があります」(前同)

日本の地下資源を“盗っ人国家”の魔の手から守るには、やはり、想定外の事態をも想定しておく必要がありそうだ。

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