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新党結成小沢一郎が描く「まさかの250人政権」牛耳りマル秘プラン vol.2

[週刊大衆07月23日号]

「次の選挙で小沢新党が掲げるのは、国民の支持を得やすい反増税と脱原発の二つ。この二つの争点は、自民、民主どちらも党内に意見対立を抱えており、一枚岩にはほど遠い状態になる。そこに手を突っ込もうという腹です」(前同)

当然だが、民自とも選挙基盤の弱い若手は、国民の支持を取りやすい"小沢政策"に傾くのは必至。
反増税、脱原発で二大政党が分裂し、ガラガラポン(政界再編)になればしめたもの、というわけだ。

「仮に民自が分裂しなくても、きたる総選挙を"増税大連立vs国民生活重視派"の激突に持ち込めれば勝利間違いなし、と見ています」(小沢新党関係者)

とはいえ、小沢新党だけで過半数を超える議席を取るのは不可能。
そこで、政権奪取の手法として連立政権を模索するという。

そのために、小沢氏が押し進めるのが、"オリーブの木"構想だ。
「オリーブの木構想とは、96年、イタリアのブローディ氏が中道左派を集結させて連合政権を誕生させたことから出た政治用語です。小沢氏は、これと同様に永田町や地方の政治勢力を"反増税・脱原発"の下に集結。衆院で過半数(240議席)を超える250人の一大勢力の構築を目論んでいるんです」(前同)

そんな小沢絵図を前に、小沢シンパたちで結党した新党きづなの内山晃代表など、「(小沢新党との)吸収合併になるのか、統一会派になるのか、全力で協力したい」と、はや、天下獲りの興奮を隠さない。
これに、小沢氏配下の2人が所属する新党大地・真民主(衆参合計5人=鈴木宗男代表)。
また、小沢氏と20年来のつき合いがある減税日本を率いる河村たかし名古屋市長。
さらには、同じく地方政党・日本一愛知の会会長で、小沢氏との間で情報交換に余念がない大村秀章愛知県知事が加わる。
「彼らもまた、次期総選挙での国政進出を公言。小沢氏との連携を模索しています」(前出・民放政治記者)
その"小沢流大連立"を敏感に感じ取ったのか、社民党(同10人)の福島瑞穂党首も、「大いに連携していく」と明言。

さらに、小沢氏の下に駆け寄るのは、彼らだけではない。
「衆院で約80人とされた小沢派議員の約半分がいまだ党内におり、今後、彼らは"頃合いを見て"さみだれ式に離党。野田民主党に打撃を与える作戦です」(前出・小沢新党関係者)

政治評論家の板垣英憲氏がいう。
「すでに民主党は実質的に崩壊しています。なぜなら、次期総選挙で、どんな公約を掲げても有権者から信用されませんから。そうなると、新党合流"第二陣"のようなことが起こる。今後、民主党議員がゴソッと抜けるようなことが起きれば、完全に輿石幹事長や野田首相の顔は丸つぶれです」

その"新党駆け込み"第二陣を率いそうなのが、今回の消費増税政局で、党員資格停止6カ月の処分を受けた鳩山由紀夫・元首相だといわれている。
「鳩山さんへの処分は、9月の党代表選はおろか、年内の解散なら、総選挙でも公認されないという屈辱的なもの。プライドの高い彼には看過できないものです」(小沢新党関係者)

07月18日公開のvol.3に続く・・・。

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