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安倍晋三総理のクビを狙う7人 永田町妖怪大戦争!! vol.01

[週刊大衆01月20日号]

新年早々、永田町は妖しい雲に包まれている。
「生き馬の目を抜く永田町には【おとそ気分】という言葉は存在しませんが、今年はいつにもまして異様な緊張感が漂っています」(全国紙政治部デスク)

その原因は、もちろん東京都知事選だ。
「昨年暮れに猪瀬直樹都知事が辞任。2月の都知事選に向け、候補者の選定など、関係者は忙殺されていました」(前同)

その年末に、ある名言が飛び出したのをご記憶の方も多いだろう。
いわく、「永田町の妖怪」

12月17日に日本維新の会を離党し、議員辞職した東国原英夫氏が、石原慎太郎共同代表ら旧太陽の党系議員を指して、「自民党に30年、40年もいた永田町の妖怪と戦うのはえらいことだった。地獄のような1年だった」とブチまけたのだった。

「実力のある政治家には得体の知れない部分がある。だいたい、安倍晋三総理からして"昭和の妖怪"の異名を取った岸信介・元首相の孫で、妖怪サラブレッド。永田町は、面妖な怪物たちが棲息し、跋扈(ばっこ)する世界だよ」(自民党中堅議員)

発足から1年、まさに盤石に見える安倍政権。
しかし、石の下で虫が蠢くかのように、永田町の闇の奥では総理のクビを獲ろうと、魑魅魍魎(ちみもうりょう)たちが手ぐすねを引いているのだ。

以下に、そのおぞましい活躍ぶりを見ていこう。
まずは、妖怪『金満酒呑童子(きんまんしゅてんどうじ)』こと、麻生太郎副首相兼財務相からだ。
「吉田茂・元首相の孫で、九州屈指の財閥・麻生グループの御曹司。さらに、12年の資金力(政治資金管理団体収入)は、1億2368万円。金満というにふさわしい額です」(前同)

安倍首相の富ヶ谷の私邸をしばしば訪れ、政治論から酒談議も行うなど、第2次安倍内閣の押しも押されもせぬ「後見人」の立場を獲得した麻生副総理。
「かといって、安倍政権の名参謀役で満足しているわけではありません。第1次安倍内閣で無念の辞任劇を演じた安倍首相同様、麻生氏もまた首相在任中だった09年、突然起こったリーマン・ショックの対応に追われ、志半ば、わずか1年で首相の座を追われています。いま、密かにリベンジのチャンスを窺っています」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

麻生派31人と大島派12人の合併を模索し、それが成った暁には、党内第3派閥の領袖として「打倒安倍の攻勢に打って出る」と見られているのだ。
大江山の御殿に住まい、数多くの鬼を配下とした酒呑童子の生まれ変わりと言うにふさわしい。

一方、ポスト安倍争いで麻生氏に激しい対抗心を燃やすのは石破茂幹事長、別名『涅稚涅稚法師(ねちねちほうし)』だ。
政策通で論理的なのはいいのだが、しゃべり口がどうにも粘着質なのが欠点。
「現在、石破氏は"寝首を搔かれる!"と疑心暗鬼の安倍首相によって幹事長職に封じられ、座敷牢状態にあります」(前出・鈴木氏)

この1月に自民党は総裁公選規程を改正するのだが、仮に同改正案ルールで12年9月の総裁選を行っていたら、石破氏が安倍総理に勝利していた。

それほどの実力者だけに警戒されているわけだが、「いざ、鎌倉!」の日に備え、同志糾合に邁進(まいしん)。
「昨年10月には、自ら主宰する派閥横断の勉強会『さわらび会』に、自民党国会議員約400人のうち96人を集め、一大デモンストレーションを敢行しました」(親石破系議員)

安倍内閣の外堀内堀を徐々に埋め始めたいま、9月に予定される党人事、はたまた内閣改造時に、「幹事長職を蹴って野に下ると見られています。ここで明確に反安倍の旗を揚げ、一世一代の大勝負に出るのでは、というのが永田町での一致した見方です」(前同)

麻生・石破両氏に負けず劣らず野心メラメラなのが、『天邪鬼父子天狗(あまのじゃくおやこてんぐ)』こと小泉純一郎・進次郎親子だ。
「純一郎元総理は昨年、突然脱原発を宣言し、原発再稼働を目指す安倍総理に叛旗を翻しました。脱原発の流れは避けられないと見た父が、息子・進次郎氏のため先導役を買って出たというのが、永田町の多くの見方。近い将来、脱原発の風潮が世間を覆ったとき、一気にソレに乗る戦略です」(官邸詰め記者)

12月17日には安倍総理と会合で同席し、「一番大事なのは国民の信だ。安倍総理には"信なくば立たず"と言った」と語った小泉元総理。
しかし、安倍総理は「即ゼロは無理。小泉氏のように言い切れない」と、対立は激化する一方だ。

この小泉親子天狗に付かず離れず寄り添うのが、『回転寿司御前(かいてんずしごぜん)』こと小池百合子・自民党広報本部長。
「小池氏は、純一郎氏が首相時代、官邸に手作り弁当を届けたりして、親密ぶりが盛んに噂されました。それが今度は息子・進次郎氏に急接近。同氏が新人議員の頃は彼をよく連れ出し、政治的なことから休日の過ごし方までレクチャーしたといいます」(前同)

01月13日公開のvol.02に続く・・・。

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