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"小粒"な顔ぶれ小沢新党の「哀れ」

[週刊大衆08月06日号]

小沢新党「国民の生活が第一」の綱領と組織図を見て、かつて小沢側近だったベテラン議員が「これじゃ小沢も大変だろう」と同情しきりだ。綱領は抽象的だし、基本政策は設立大会に間に合わず、翌週回し。その辺の事情を、新党メンバーが特捜班に打ち明ける。

「政策を書ける人がいないんです。設立前日まで牧義夫議員を中心に討議していたんですが、"小沢さんはどう思っているのか""細かく決めないと他党やマスコミに突っ込まれる"と小田原評定。そこに小沢側近ナンバーワンを自任する山岡賢次さんが"野球協約みたいなものは作るな。大雑把でいいんだ"と混ぜっ返す。結局、基本政策は先延ばしになったんです」

小沢さんにとって新生党から数えて4つ目の新党。新しい党を作るたびに、政策がわかる側近が離れ、自民党離党以来、行動を共にしているのは山岡さん、たった一人という状態だ。

今回も合流すべき側近3人組の顔が見当たらない。

「中塚一弘、奥村展三、三井辨雄の3人です。中塚さんは京大出の理論家で、小沢さんの知恵袋だった。民主党代表選で小沢さんが菅さんと対決した際には、政策責任者として政権構想をまとめたり、小沢さんの演説原稿を作っています。地味な存在でしたが、小沢側近が嫉妬して遠ざけ、中塚さんもそんな体質に嫌気が差したんです。奥村さんは小沢党首時代に長らく役員室長を務め、小沢グループの『一新会』の会長代行だった。後輩の面倒見がいい人情家だったのに、いつの間にか小沢さんから遠ざけられた。三井さんは小沢さんにピッタリついていたのに、東祥三さんが台頭してくると、記者たちにも露骨な東批判。"東は公明党から寝返ったヤツ。選挙にはからっきし弱い"と公言し、それを小沢さんの耳に入れるヤツがいた。要は側近同士の忠誠心争いですけどね」(政治部デスク)

かくして小粒ばかりが勢揃い。新党の49人中、参院議員12人を除く37人の衆院議員のうち、24人が当選1回生、2回生が6人。どうにも心許ない面々なのだ。

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