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「実は裁判やってません…」嘘つき弁護士に退会処分の鉄槌下る

[増刊大衆07月26日号]

「実は裁判やってません…」嘘つき弁護士に退会処分の鉄槌下る

第2東京弁護士会は5月20日、同会所属のN弁護士(61)を退会命令の懲戒処分にしたと発表した。
顧客から預かっていた債務整理の和解金200万円を着服したからだという。

「退会命令を受けた弁護士を受け入れる弁護士会は事実上ありませんから、実質的な法曹界追放です。N弁護士は同様の行為を過去に3度もしており、ついにレッドカードが出されたわけです」(全国紙記者)

悪徳弁護士は増加傾向にあり、昨年は101人が懲戒処分となり、3人が最も重い「除名(3年間弁護士資格を失う)」、6名が「退会命令(法律的には他の弁護士会へ入会申請が可能)」を受けた。

だが、N弁護士には、さらに余罪があったのだ。
2012年末、関西在住のK氏から損害賠償請求訴訟を引き受けたN弁護士は、1年後、請求満額の約1億5000万円が認められたとK氏に伝えた。そこでK氏は大喜びし、N弁護士に被告の所有不動産を差し押さえるよう依頼。
「ところが、いつまで経っても手続きしてくれない。判決文も、"郵送した"とか、"なくした"といって見せてくれない。そのうち、事務所を引っ越して連絡がつかなくなって、やっと昨年5月、新しい事務所を見つけて詰め寄ったら、"提訴のための印紙代を使い込み、実は裁判をやってません。勝訴したというのも嘘でした"と白状して、土下座したんです」(K氏)

この間にN弁護士の勧めで、人のいいK氏は被告の所有不動産を捜しに何度も訪韓。この訴訟絡みでK氏が費やした経費は約1000万円に上った。1億5000万円入るはずが、悪徳弁護士のせいで、K氏は大赤字に……。

夜遊びのし過ぎで闇金にも追われていたというN弁護士。こんな胡散臭い輩が法曹界から一掃されることを、切に願いたい。

「実は裁判やってません…」嘘つき弁護士に退会処分の鉄槌下る

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