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巨匠ビートたけし「TVには映らないおちゃめ素顔」 vol.1

[週刊大衆9月16日号]

さすが、殿!
8月19日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)にゲスト出演したヒロミが語った、ビートたけし(66)の"豪快伝説"が話題になっている。
「たけしさんと一緒に飲みに行ったときの話でした。西麻布で飲み、"じゃあ、オネエちゃんのところ行くか"と、六本木のキャバクラに向かって歩いてると、なんとたけしが、工事現場で働く人や、すれ違う一般人に、"はいはい、はい"と1万円ずつ渡していったというんです」(テレビ誌記者)

ヒロミは思わず、「おじさん、何やってんの?」と諌めたが、ほろ酔いの彼は、「いいんだ、いいんだ」と上機嫌なままだったという。

大物らしい、実に豪快なエピソードだが、この話には、こんなオチがあった。
「なのに、キャバクラの精算になって、"あれ!? カネがねぇじゃんか"と言っていたそうです(笑)」(前同)

豪快なのに、"おちゃめ"なたけしのエピソードに、スタジオが大爆笑となったことは言うまでもない。
「素顔のたけしは、面倒見のいい親分肌でありながら、照れ屋で、おちゃめな面もあり、また一人でフラッと、昔、世話になった浅草の飲み屋に現れたりする庶民的なところもある。一見、ちぐはぐにも見えますが、そこに、なんとも言えない人間味があって、周りの人を惹きつけて止まないのでしょう」(芸能評論家・金沢誠氏)

本誌のもとにも、たけしの、こんな"おちゃめ"な一面が伝わってきた。
「軍団員の仕切りで、たけしさんは最近"合コン"をやったと聞きました。それが、たけしさん、楽しみで仕方なかったのか、まさかの緊張なのか、合コン開始時間の相当前に、会場の居酒屋に到着してしまったそうなんです。だから当然、まだ他のメンバーも女子も一人も来てなかったそうですが」(放送作家)

"世界のキタノ"が合コン会場に一番乗り――想像するだけで楽しい気持ちになるが、店の従業員は、さぞやビックリしたことだろう。
「たけしさんは、あまりの心細さから、軍団のメンバーに"もう着いてるぞ"と電話。結局、"殿、早すぎます!"と言われ、1回店を出て時間を潰し、皆が集まった頃に、照れくさそうに戻ってきたとか(笑)」(前同)

お笑い芸人としてテレビ界の頂点に君臨し、映画監督として世界的な評価を受ける、超大物との合コンに、女の子たちも緊張していただろうが、そんなたけしの姿に、一気に場が和んだに違いない。

たけしを前に緊張するのは、彼の映画に初めて出演する俳優たちも同じ。
「初対面でガチガチに緊張している俳優たちに、たけしさんがまず決まってするのが、どうしようもない"下ネタトーク"。もちろん、彼らの緊張をほぐすための気遣いです。その際は、マネジャーを含めた関係者を同席させないという、気の回しようだそうです。いくら緊張していても、"おいら、包茎だろ"なんて切り出されたら、思わずプッと吹き出しちゃいますよね(笑)」(映画関係者)

第3弾の製作が期待される『アウトレイジ』シリーズなどの北野映画に出演する俳優陣が、他の作品よりも生き生きと躍動しているように見えるのは、そんなたけしの温かい気配りのせいかもしれない。

件の『しゃべくり007』で、ヒロミはこんなエピソードも披露していた。

19年前、たけしがバイク事故を起こしたあと、復帰前のたけしと、スポーツクラブのサウナで偶然、出くわしたときのことだ。
「まだ手術から間もなく、顔がヒドい状態にもかかわらず、"これ(手術で入れた顔中の針金)を抜いたとき、痛てぇのなんのって。いやぁ、おでんの気持ちがわかったよ"とヒロミを笑わせたそうです。あんなツラいときに、心配をかけないように気遣う優しさに、ヒロミは感動してしまったそうです」(前出・テレビ誌記者)

たけしの"気遣い"でいえば、こんな話も。
「たけしさんがバラエティー番組で身につける、おバカな"かぶり物"は、いまやお馴染みですが、あの扮装の目的はただ笑いを取ることだけではないんです。大物として崇められるのではなく、"バカなことをするおじさん"という扱いでいいんだよ、という、出演者や視聴者への気遣いなんですよ」(前出・放送作家)

とはいうものの、たけし自身、扮装には並々ならぬ思いがあるようで、「島田紳助の引退以降、TBSの『オールスター感謝祭』に、扮装をしたたけしさんが乱入するのが恒例になっていますが、あれは紳助の降板時、番組サイドがたけしさんにオファーをして実現したものなんです。ですが、いまでは感謝祭が近づくと、"次のかぶり物は何がいいかな?"と、たけしサイドから、番組制作に打ち合わせの催促がくるそうですよ(笑)」(前同)

かぶり物へのこだわりもそうだが、意外なまでの"お笑いマニアぶり"も、おちゃめな一面といえるだろう。
「たけしさんはCS放送の番組で、お笑いプロレス団体『西口プロレス』の存在を知り、彼らの身体を張った、くだらない戦いを"これこそ、現代のたけし軍団だ!"と大絶賛。一般的知名度がほとんどない西口の芸人の名前をほぼ暗記しているそうで、打ち合わせ場所に西口の芸人が顔を出した瞬間、たけしさんは"あ、見た目が邦彦だ!"と叫んだそうです」(制作会社関係者)

三田村邦彦に似ている芸人・見た目が邦彦を知っている読者の方はいるだろうか?
そんなマイナー芸人を一目で認識できるのは、かなりのお笑いマニアといって間違いないだろう。

たけしは西口プロレスだけでなく、いまの若手芸人全般に詳しく、テレビ番組はもちろんのこと、芸人が書いた本にまで目を通しているというから驚くばかり。
「インパルスの板倉俊之は、『北野演芸館』(TBS系)に出演した際、たけしから、"板倉は、根性悪いトコがいいんだよなあ。アイツの本読んでも、根性がひん曲がってるもん(笑)"と言葉をかけられ、感激していましたよね」(前出・テレビ誌記者)

9月15日公開のvol.2に続く・・・。

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