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来たる!総選挙日本全国当選員議と落選員議「完全予想リスト」 vol.1

[週刊大衆09月03日号]

8月上旬、永田町で繰り広げられたゴタゴタとデタラメぶりは、もはや思い返すのもうんざりだろう。

社会保障と税の一体改革関連法案、いわゆる消費増税法案の参議院での採決の日時をめぐり、民主党と自民党が対立。自民党は一時、衆議院に内閣不信任案、参議院に問責決議案を提出する、と野田内閣に脅しをかけた。

「要するに、早く総選挙に持ち込みたい自民党と、政権にとどまりたい民主党のせめぎ合い。不信任案が可決されると、10日以内に内閣総辞職か衆議院を解散しなくてはなりませんから」(全国紙政治部デスク)

自民党の谷垣禎一総裁は野田佳彦首相に対し、「法案成立後の解散を確約し、日時も明言せよ」と迫った。

「不信任案、問責決議案が可決されれば、消費増税法案は成立しない。しかし、同法案は民自公の3党合意で衆議院を通したもの。成立させないでは筋が通らなくなる。ただ、それも国民の意思を無視して勝手に合意しただけですが」(前同)

結局、8月8日の夜に野田・谷垣・山口の民自公3党首による会談が行なわれて、「消費増税が成立した暁には、近いうちに国民に信を問う」ことで合意。これで、総選挙への道筋がつけられたことになる。

3年前の夏、日本国民は期待を込めて、国の未来を民主党政権に託した。しかし、その期待は見事に裏切られたのだった。そのダメ民主党の集大成が3代目の野田政権。
「庶民の家計を破綻させる消費増税の強行、民意を無視した大飯原発再稼働、さらに、日本壊滅の引き金を引くTPP(環太平洋経済連携協定)参加表明と、破滅への道をひた走っているんです」(夕刊紙記者)

その野田民主党に対する民意は、世論調査にも明確に表われている。
時事通信の7月の調査では、野田政権の支持率は21・3%と、政権発足後の最低を記録。政党支持率にいたっては、民主党は6・7%という体たらくで、もはや、国民の審判を仰ぐ総選挙は不可避だ。

永田町では、すでに具体的な予想まで流れている。
「わが党が行なった調査によれば、民主党は現在の251議席から良くて103、悪くて75議席まで転落。一方、自民党は200議席を上回り、うまくいけば単独過半数もあり得るという結果が出たそうです」(自民党幹部)

本誌も、日本の将来を決める、来るべき総選挙の当落を、政治評論家の浅川博忠氏、小林吉弥氏、板垣英憲氏、政治ジャーナリストの角谷浩一氏ら4人の情報を基に、徹底分析した。

そこで、注目すべき選挙区を北から見ていこう。まずは、北海道。鳩山由紀夫・元首相(北海道9区)の当落と、同地で根強い人気を誇る鈴木宗男代表率いる新党大地・真民主の動向が耳目を集めている。

「新党大地は、目玉候補として歌手の松山千春氏擁立を画策。もし彼が鳩山氏の選挙区で立てば、元首相の落選は確実です」(小林氏)

何をしでかすか、何をいい出すのか、まったく予想がつかないのが、鳩山元首相の特徴。
「あの人がわが国の首相だったと考えると、空恐ろしくなりますね。朝いっていたことと、夕方いっていることが、まったく違うんですから。現在のルーピー氏には、あの杉村太蔵氏でも勝てる、なんていわれてます(笑)」(民主党関係者)

北海道では、小沢親衛隊の石川知裕(11区)、松木謙公(12区)の両氏も奮闘中。地方政党の先駆けでもある新党大地・真民主が力を発揮する!?

大震災からの復興を図る東北3県の情勢は、どうだろうか? まずは、"小沢王国"と呼ばれる岩手県。
「妻からの離縁状、控訴審、そして県連が二分するという、小沢一郎(岩手4区)にとってはマイナスな状況です。地元ではそれ以上に"小沢は放射能が怖くて逃げたんだ"という怒りが蔓延しています。小沢氏も厳しい戦いを余儀なくされるでしょう」(地元記者)

宮城県は、消費増税推進の先兵として憎まれ役を買っている安住淳財務相(宮城5区)の地盤。
「自民党が、安住氏と同じNHK出身の元キャスターの大久保氏を立て、議席奪還に燃えています。激戦だとは思いますが、安住氏は落選でしょう」(角谷氏)

関東に目を転じれば、「みんなの党の渡辺喜美代表(栃木3区)は盤石。選挙区では無敵の強さを誇っています。一方、福島原発事故で無責任な"ただちに影響はない"発言を連発した枝野幸男経産相(埼玉5区)は、対立候補が原発責任の徹底追及を展開すれば、もしや……という可能性も十分にあります」(地元記者)

現在の反民主の風を招いた当人・野田首相(千葉4区)は、どうだろうか?
「現役首相で落選した議員は、これまでいません。いかに民主逆風とはいえ、地元の期待は揺るがないでしょう」(小林氏)

国民生活破壊の張本人ゆえ、史上初の現役首相落選の図を望む声も聞かれているが、さて……。

首都決戦はどうか。
「菅直人前首相(東京18区)の刺客として、小沢新党である国民の生活が第一から、谷亮子参院議員が鞍替え出馬するのでは、といわれています。もし谷が出れば菅氏は落選でしょう」と、板垣氏は語る。

「民主党の花形スターだった"ミスター年金"こと長妻昭・元厚労相(東京7区)や海江田万里・元経産相(東京1区)の2人も、軒並み落選濃厚です」(角谷氏)

波乱は、北陸信越でも起こる可能性が……。
「その代表が、いままで落選の心配は露ほどもなかった田中真紀子氏(新潟5区)です。夫の直紀氏が防衛大臣として無能ぶりを満天下に晒し、さらに彼女自身が小沢氏に近いというのも、大きなマイナス要因になっています」(浅川氏)

いまでは後援者の離反も激しく、政治生命は風前の灯という説もあるが、越後の角栄王国だけに、本誌は当選を予想。

また、長年キングメーカーとして君臨してきた森喜朗・元首相が引退を表明し、注目されている石川2区。前回の総選挙で接戦を演じた民主党・田中美絵子氏が有利……かと思えば、さにあらず。田中氏にはエリート官僚との不倫スキャンダルが発覚し、あの"どげんかせんといかん"で一躍、スターになった東国原英夫・前宮崎県知事が同地への落下傘候補を狙うとの情報も。
「東国原氏が出れば当選し、田中氏は落選でしょう」(板垣氏)

東国原氏には、別な情報も囁かれる。
「自民党と宮崎1区での公認を交渉していたが、不調に終わりました。東京の空白区での出馬を進めているそうです。衆議院を1期務めて、3年後の都知事選への色気もあるそうです」(浅川氏)

地域政党・減税日本を率いる河村たかし名古屋市長が陣取る東海地区も、乱戦の要素に満ちている。
「野田政権一の知恵者として評価される古川元久国家戦略相(愛知2区)ですが、同選挙区には河村氏自らが出馬を前向きに検討しているといいます。仮に出馬となれば、庶民人気抜群の河村氏が相手となり、古川氏の討ち死には必至です」(浅川氏)

08月28日公開のvol.2に続く・・・。

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