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ドライバーは知らない!全国高速道路に隠されたヤバすぎる秘密55 vol.1

[週刊大衆8月19・26日合併号]

まもなく迎える旧盆の時期。年末年始やGWと並ぶ大型連休で、帰省や行楽にと、高速道路を利用する機会も増えるのだが、やはり、トラブルも多い。

「今年のGWに夫婦で北海道を旅行してきました。屈斜路湖を観たくて、道東道をレンタカーで走っていたんですが……」(30代会社員)
その日、出発の段階でガソリンが半分しかなく、空になった段階で給油する予定だったというが、ある地点から走れども走れども、SAやPAにガソリンスタンドがなかったのだとか。
「ガス欠寸前でイライラして女房と喧嘩に。それが原因で、その後の旅行は台なしでしたよ」(前同)

一般的に、高速道路では50キロ間隔で給油ができると言われているが、実は、全区間がそうなっているというわけではない。
この道東道では、由仁PAから現在の終点である浦幌ICまでの170キロもの区間、給油所がないのだ。

にわかには信じがたいが、こうした“無給油区間”は全国に隠れていると、高速道路など交通問題に詳しいジャーナリストの村松虎太郎氏は言う。
「たとえば、東北道は岩手山SAより北すべて、中国道も安佐SAから美東SAまで給油できる場所がなく、その距離はいずれも150キロ近い。ほかにも、ジャンクションを利用したルートによっては、関越道や九州道などでも給油に困る箇所が出てきます」

原因は、ここ数年で加速化する高速道路からのガソリンスタンドの撤退。
「2010年にコスモ石油がSA、PAから撤退したほか、地方で採算が合わずに営業を止めるところが増えています。高速道路で遠出する方は、事前に調べておいたほうがいいでしょう」(前同)
高速道路にガソリンスタンドがないなんて……。

実は高速道路には、このようなドライバーが知らない秘密が、いくつも隠されていた。本誌は、そのベールを剥ぐべく、総力取材を敢行。そして、高速道路に隠された55の秘密を掴むことに成功した!

まずは夏休みや旧盆休みが重なるこの時期、車を運転するなら知っておきたいのが渋滞情報だろう。
新聞やテレビでは、早くもお盆の時期に40キロ超えの渋滞が各地で予想されている。ところが、日本の大動脈でありながら、大規模渋滞が予想されていない区間がある。静岡県の御殿場市から浜松市の区間だ。

旧東海道に沿う東名は交通量が多く、連休ともなれば激しい渋滞に見舞われ、SA待ちの車が路肩に5キロもの列をなすケースも珍しくなかったのだが、昨年4月、新東名が部分開通したことで早くも、その成果が表れたという。
「開通前後の1年間で比較すると、開通前には10キロ以上の渋滞が東名だけで227回ありましたが、開通後は東名と新東名を合わせて18回と、9割も減少しています。
さらに同じ条件での人身事故数は521件から378件と、3割減となりました」(全国紙社会部記者)

渋滞も事故も激減させた新東名だが、秘密はこれだけではない。その構造には日本の技術の粋が結集されているのだ。ドライバーがそれを最も実感できるのが「走りやすさ」だ。
トンネルや橋梁部が東名では20%ほどだったが、新東名では60%にまで増量させることで、直線部が多くなるように設計。
また、東名ではカーブの最小曲線半径が300メートルだったのに対し、新東名では1500メートルに設定。さらに、勾配も東名の最大5%から約2%へと制限することで、急カーブや急勾配のない、運転手に優しい道路になっているのだ。

最新型高速道路はよいことばかりに思えるのだが、前出の村松氏は次のように警告する。
「走りやすさゆえに、ドライバーは無意識のうちに速度を出しすぎてしまい、危険に繋がることもあるんです。それに、新東名は山間部を切り崩して通っていますから、景色が単調なので集中力が続かないと感じる人もいるでしょう」

8月13日公開のvol.2に続く・・・

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