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結局「コーヒー」と「エスプレッソ」は何が違うんだっけ?

結局「コーヒー」と「エスプレッソ」は何が違うんだっけ?

日本人のみならず、ワールドワイドに愛飲者が多い「コーヒー」。

国際コーヒー機関によると、国別消費量ではアメリカが断トツの1位(約1400千t)、日本は4位(約440千t)とのこと。街に出かければカフェが所狭しと並び、自宅でもインスタント、ドリップなど、様々なスタイルでコーヒータイムを満喫できる。起きぬけに一杯が習慣なんてことも珍しくない。

コーヒー党にいわせると、コーヒーの何がよいかといえば「いろんなバリエーションが気分で楽しめる」ことなんだとか。確かに、豆の種類は高級豆のハワイ・コナ、キリマンジャロ、ブルーマウンテン……それこそ、数え上げればキリがない。飲み方だって、ストレート、ブレンド、カフェ・オレ、カプチーノ……なんだか多すぎて、ややこしくなってくるほどだ。

さて、そこで気になるのが「コーヒー」と「エスプレッソ」の違い。同じコーヒーには違いないが、名称が違うだけではなく、これはまったく別のモノ。

「普通のカップで飲むのがコーヒー」「小さいカップで飲むのがエスプレッソ」と簡単に見分けることができるものの……そもそも何か違うのだろうか?

まずはコーヒーの抽出方法。ドリップやサイフォンなどで時間をかけて抽出するのが「コーヒー」、専用マシンで発生させた蒸気圧でお湯を粉のなかに瞬間的に通して抽出するのが「エスプレッソ」だ。

また、コーヒー豆の焙煎方法も異なる。実のところ、コーヒーもエスプレッソも、もとは全部同じ豆。ところが、基本的に前者は「浅煎り」、後者は「深煎り」のものを使用することが多い。

なぜかというと、ドリップなど時間をかけて抽出するコーヒーは、挽いた豆の間をお湯がゆっくり通り、時間をかけてコーヒー成分が溶け出すため、浅煎りが適しているということ。深煎りだと出過ぎるというわけだ。

一方、エスプレッソは圧力をかけて一気に短時間で抽出するのが特徴。深煎りの豆のほうが成分は出やすい。さらに豆の挽き方も異なるようで、エスプレッソではパウダー状の極細挽きにすることがほとんど。これも短時間で成分が溶けやすくするためだ。

量も違っていて、コーヒーは約10gの豆で150~160㏄、エスプレッソは約7~8グラムで約30cc抽出するのが一般的だ。

ちなみに、コーヒーといえばカフェイン。苦味が強く濃厚な味がするエスプレッソのほうがカフェインが濃いと思うだろうが、それは間違い。深煎りの豆は焙煎の際に揮発し、短時間で抽出するので成分が溶け出しにくいこともあり、ドリップコーヒーなどに比べると、エスプレッソのほうがカフェインの量は少ないそうだ。

コーヒーとエスプレッソの違いは、ミルク入りのコーヒーの名称にも派生する。

コーヒーにミルクを加えたモノは「カフェオレ」、エスプレッソに加えたモノが「カフェラテ」。さらにエスプレッソに泡立て牛乳を加えると「カプチーノ」、泡立て牛乳が少量だと「カフェマキアート」と呼ぶ。

なんともちょっとの違いだが、呼び方まで変えるところに、エスプレッソの発祥の地、イタリア人のこだわりと愛が垣間見える。皆さんも、幅広い世界を楽しんでみてはいかがだろうか?

結局「コーヒー」と「エスプレッソ」は何が違うんだっけ?

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