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亀田興毅独占告白60分「国外追放騒動」と「引退」そして「人生最後の試合」 vol.01

[週刊大衆03月10日号]

まさに、"四面楚歌"。日本中から、総スカンを喰らった状態にあるボクシング一家の長は、今、何を思う!?

2月7日、JBC(日本ボクシングコミッション)は、昨年12月の亀田大毅VSリボリオ・ソリスのIBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦で「混乱を招いた」ことを理由に、亀田ジムの吉井慎次会長と嶋聡マネージャーのライセンス更新を認めないと発表した。

これは、事実上の亀田ジムの資格剝奪処分。最悪、「ジム消滅」の危機のなか、今度はJBC職員に、昨年9月の大毅のIBF世界スーパーフライ級王座決定戦の際、亀田ジム関係者によって会場内に監禁され、興毅から怒鳴られ、和毅から小突かれたとして損害賠償訴訟を起こされたことが明らかになった。

苦境に立たされた亀田家は今、何を思うのか!? 2月17日、本誌は都内の亀田ジムで長男・亀田興毅選手を直撃した。どこか達観したような表情を浮かべる彼は、こちらの質問に重い口を開いた。
※※
――JBCからの今回の処分をどう捉えていますか?

「正直、苦しいです。練習にも身が入らないし、一日も早くボクシングに集中して練習できる環境になることを願っています。特に、和毅は世界チャンピオンとしてWBOの次の指名試合が決まっている。一番可哀相です」

――このままでは国内で試合ができない、とも言われているが。

「もちろん今後も日本で試合をしていきたいという気持ちはあります。でも、日本で試合ができへんようになったら、俺らはボクサーやから、リングがあるとこに行くしかない。せやけど、本音はやっぱり日本で試合がしたい。日本人なんで」

――他のジムに移籍するという可能性もある?

「いろんな選択肢があると思います。その中で、移籍という形になるのか、それともジムの会長が新たに代わってやるのか……いろいろ報道されていますけど、どうなるにしてもルールに則ってやっていかなあかんと思います」

――昨年12月の騒動に続き、今回起きた"暴力疑惑"騒動(今回、本誌記者は、そのときのやり取りを収めたVTRを確認したが、監禁や恫喝、暴力などはなかったように感じられた)。JBCと闘うつもりはない?

「逆らうつもりも争う気持ちもないです。ただし、何が正しいのか、何が間違ってるのか、というのはやっぱりきれいな形にして、新たに再出発したいという気持ちはあります。でも正直、こういう揉め事や争い事にはもうウンザリしてるんで……。何にも考えずボクシングだけに集中したい。自分に残された現役生活は短い。引退はもう目の前に来てます。年も27歳。体も多少ガタがきてる。だから、残り短いボクサー人生を悔いなく全力で打ち込んでいきたいという今の状況で、こういう問題が起きて物凄くつらいです」

――興毅選手の今の目標は?

「"日本人初の3階級制覇を25歳までに成し遂げる"というのが自分の夢でした。それを達成して、次は、"4階級制覇"が目の前に見えている。それを達成して、残りのボクシング人生は、ビッグマッチをやっていきたいと思っています」

――引退の時期は?

「できて、あと3年。自分のモチベーションが持つのが30歳まで、と思っているんで」

――「騒動をきっかけにやめるのでは」という憶測も飛び交っています。

「それはない。毎日練習もしているし、今、やめる気はまったくないです。まだ、自分自身が納得できる試合ができてないですし」

――まだ、"不完全燃焼"ということ?

「今までプロで10年以上やってきたけど、納得する試合は1試合もない。1回でも自分が納得できる試合ができたら、勝つにしろ負けるにしろ、その時には一つの"答え"が出ると思う」

――「納得できる試合」とは?

「"今日は俺、全部できたな。すべてできたな"という理想の試合です。ここまで3階級制覇して、バンタム級で8回防衛。傍から見たら、立派な記録やと思う。でも、自分の中では、一回も満足してない」

――もし、この次の試合が「納得できる試合」であれば、引退もある?

「まあ、それはその時になってみんとわかりませんね……」

――『あしたのジョー』のラストシーンみたいに真っ白に燃え尽きてしまう?

「しまうかもわかりませんね」

――引退後のプランは?

「自分はボクサーで、日本のボクシング界のおかげで今がある。だから、日本ボクシング界に貢献できるようなことをやっていきたい」

――興毅選手にとって、ボクシングとは?

「ボクシングは自分にとって、そして亀田家にとってもすべてです」

――興毅選手にはボクシング以外に選択の余地はなかった?

「実際、選択の余地はなかったけど、ボクシングを信じてここまでやってきたから今の自分がある。あの時こうしとけばよかったとか、そういうのを考えるのは嫌いなんでね。今、この結果がある、この立場がある、それがすべて。だから親父に無理矢理でも(ボクシングを)やらされて、ここまでやってきたことに対しては、感謝の気持ちしかない」

――JBCは「お父さん(史郎氏)と訣別しろ」と言っているような気がするが。

「でも、親父は、三兄弟を世界チャンピオンにした段階で"自分の夢は達成された"と、この前、妹と一緒に大阪に戻ってしまいました。その宣言をされたのが去年の11月。俺からしたら"何でこのタイミングで退くねん"という気持ちで、まず、最初に悔しさが出ました。それで自分が信頼できる人たちに聞いたら、"ここで退ける親父は凄い、偉いな"と。自分は二歩も三歩も先を行かれているような気がして、その時、親父の背中が大きく見えました。今まで面倒くさいことがあったら、みんな親父になすりつけて、親父だけを悪者にしてきたみたいなところもありましたからね」

――史郎氏は、これからは、3人でやっていけと?

「そういうことですね。これから三兄弟で力合わせて頑張っていけと。俺自身、もう27歳で、子供の親でもあるわけで、これから頑張っていかなあかんな、と」

03月06日公開のvol.03につづく・・・。

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