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感動シーン どす黒舞台裏ソチ五輪「不都合な真実」 vol.01

[週刊大衆03月10日号]

「メダル獲得数では、2002年のソルトレークシティの2個、続くトリノの1個、そして前回のバンクーバーの5個を大きく上回りました。我々メディアとしても、ソチ五輪はすごくありがたいイベントでしたね」(民放局ディレクター)

日本中が沸いた"冬の祭典"。だが、そのメダルラッシュの裏側では、競技に関する"キナ臭い話"が何かと話題に上がっていた――。

スポーツ紙のソチ五輪特派員が言う。
「ロシアと米国が対戦した男子アイスホッケーの予選で、ロシアが入れた3点目が米国人審判らの判定で認められなかった。ロシアの学生ら約400人が、モスクワの米国大使館前で抗議する騒ぎに発展しました」

ジャッジをめぐる騒動、日本人選手にも、その余波が及んでいた。
「モーグル女子で4位に終わった上村愛子ですよ。決勝の一番手で滑った上村の数字が妙に低かった。競技終了後、ロシアのコーチやノルウェーの選手が"(本当は)アイコが3位だったね"と言っていました。ターンのばらつきも確かにありましたが、後半に滑っていたら、間違いなくメダリストでしたね」(スキー連盟関係者)

また、ソチで初めて行われたフィギュア団体でも、日本の点数が伸びなかったことに疑問の声が噴出。
「選手のコーチが誰なのかは、フィギュアの採点に影響があると聞きます。有名なコーチが付いている選手は、点数にも有利に働くといわれているんです。浅田真央や鈴木明子は日本人のコーチだから、不利だと考えたくないんですが……」(フィギュア関係者)

SPで失意の大転倒となった浅田真央にも、その焦りがあったのか……。

男子個人で金メダルを獲得した羽生結弦のコーチは、メダル請負人と言われるカナダのブライアン・オーサー氏。また、トリノで金メダルに輝いた荒川静香の場合、世界的に有名なニコライ・モロゾフ氏がコーチを務めていた。

羽生のジュニア時代のコーチで、日本フィギュア界の重鎮である都築章一郎氏は、こう言う。
「トップ選手が海外に出て外国人コーチに付くのは、練習環境の問題が大きいんです。優先的にリンクを使えるうえ、振付やジャンプなども、専門のコーチが担当しますからね。まあでも、どんなコーチに付くかによって採点が左右するというのは、少し考えすぎだと思いますよ」

一方、取材するメディア側の人間も"ソチの洗礼"に苦労した様子だ。
「いや、今回はトラブル続きでしたよ……。報道陣が泊まるホテルは2つあったんですが、これがヒドい代物(笑)。僕の部屋はコンセントに入れてもテレビや冷蔵庫が点かないんですから。しょうがないから、窓枠に缶ビールを3つ置いて冷やしていたら、窓を開けたときに下に落としちゃって結局、飲めませんでした」(前出・特派員)

浴室には、バスタブがどんと置いてはあるのだが、シャワーカーテンが付いていないので、トイレまで水浸しになったという。
「これで1泊130ドルですからね。1グレード上げると170ドルの部屋もあったんですけど、推して知るべし、ですよ」(前同)

競技施設は突貫工事でなんとか体裁は整えたというが、そもそも会場はソチ市街から約20キロも離れており、"陸の孤島"だった。

同じくソチを取材したベテランのスポーツジャーナリストは、こう語る。
「遊ぶ場所もないし、ソチ市内に食事に行くにも遠い。そもそも、今回の五輪はアメリカでのテレビ放送を重視したため競技の時間が遅く、ホテルに帰るのが0時を過ぎることも多かった。あと、飯がマズい。五輪会場内の飲食店は公式スポンサーのマクドナルドとコカ・コーラぐらいしかない。日本にないメニューもありましたが、オヤジたちが毎日食べるのはムリですよ」

03月04日公開のvol.03につづく・・・。

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