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テレビ観戦が100倍楽しくなる!日の丸戦士 汗と涙の「とっておき白銀秘話」 vol.03

[週刊大衆02月17日号]

今回の五輪観戦で、絶対外せないのが、12日深夜に行われるスキージャンプ女子ノーマルヒル決勝だ。最も金メダルに近い選手・髙梨沙羅(17)が登場する。

今季のW杯では11戦8勝で、負けても3位で表彰台には100%乗っているスーパー女子高生だ。

出身は北海道大雪山の層雲峡で知られる上川町。母校・上川中学の村田昌俊教頭に話を聞いた。
「沙羅ちゃんの中2のときが前回の五輪で、その次から女子ジャンプ(女子ノーマルヒル)が正式種目になると。それが大いに励みになったのでしょう。地元にはジャンプ台がないものですから、隣の下川町とか名寄のジャンプ台に、お父さんが車で送り迎えしていました。お父さんが彼女のコーチですね。長野五輪の原田選手と同年代の方ですよ」

現在は旭川市のグレースマウンテン・インターナショナルスクールに通うが、一昨年、入学からわずか4カ月後に旧大検に合格。文字どおり文武両道なのだ。
「沙羅ちゃんは、中学生でも大人の話をしっかり聞ける人でした。ちゃんと聞いて、ちゃんと自分の意見を言える。そういう中学生は少ないですよ。それと集中力がある。勉強とジャンプの切り替えが、しっかりしていました。(高校卒業後は)英語を活かして海外で勉強するかもしれません。スポーツと勉強が両立できる人ですから」(前同)

ジャンプ男子は、10日から始まるノーマルヒル、ラージヒル、そして男子団体と3競技でメダルの期待が高まっている。

五輪7回目というレジェンド、ソチ五輪の最年長代表選手・葛西紀明(41)は、髙梨沙羅の出身地の隣町・北海道下川町出身。実は、こここそが日本ジャンプ界の聖地なのだ。

町営のジャンプ台が4基あり、K点はそれぞれ8メートル、26メートル、40メートル、65メートル。この地からは、葛西のほかに、伊東大貴(29)と女子の伊藤有希(19)の2選手が、日の丸ジャンパーとなった。
「葛西は、リレハンメル五輪の団体で銀を獲得しています。ただ、あの長野のときは補欠だった。だから、どうしても自分が飛んで金を獲りたいんだって、言っていますよ」(地元関係者)

今年1月、W杯(オーストリア)で優勝したが、これはなんと史上最年長優勝。
「あれはK点地点が180メートルという、五輪サイズよりも大きなフライングヒルでした。葛西の飛行形は世界一ですが、大型台や向かい風に強い戦闘機型。それを五輪サイズで、どうコンパクトにまとめるかが課題です」(スキー専門誌記者)

葛西の地元の後輩で、スキー少年団の竹本和也コーチに、彼の素顔を聞いた。
「2年前の故障明けのときに、地元のジャンプ台に20年ぶりに練習に来ました。珍しかったですね。子供たちにアドバイスしてたし、地元の高校に自分の使った用具を寄付したりね。優しい人です」

02月13日公開のvol.04につづく・・・。

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