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財布&体にやさしい「千年猛暑」を撃退する裏快適術 vol.2

[週刊大衆8月5日号]

室内同様、暑さを感じる密閉空間といえば自動車だ。この時期、駐車していた車のドアを開け、車内の灼熱地獄状態にウンザリした読者も多いだろう。
「自動車は機密性が高く、太陽光を受けるとグングン気温が上がります。車外が30度以上であれば、車内は50~60度以上になるんです。その場合に、いきなり冷房をつけても車内温度はなかなか下がりません」
こう語るのは、現役トラックドライバーで交通ジャーナリストの長野潤一氏。長野氏が、その対策を話す。
「まずはエンジンをかけない状態でドアを数度開閉して、外の空気を取り入れて車内の温度を下げてください。
次にそのまま日陰などに移動し、窓ガラスに遮光シートを貼りつける。この状況で冷房のスイッチを入れれば、短時間で車内の環境が快適なものになります」

最後に、“炎天下の本丸”である屋外での活動が多い読者にお伝えしたいのが、“ポイント冷却”だ。
かつて亜熱帯性気候の鹿児島県奄美大島に住んでいた前出のビッグダディが、自身の実践談を話す。
「屋外で注意したいのは熱中症対策。そこで、子供たちには腋の下、腿の付け根、おでこを冷やす3点冷却をしていたよ」
実はこの方法、「新宿西口治療院」の宮本啓稔(みやもとけいじ)院長も、かねてからオススメしていた方法なのだという。

宮本院長によると、まずは適度に水分を含ませたおしぼりを、ビニール袋に入れて冷蔵庫でよく冷やす。
外出時に、そのおしぼりを持ち歩くのだが、その際、おしぼりをアルミホイルに包むことで、冷たさが屋外にいても保持されやすいそうだ。
「頭のてっぺん、おでこ、太腿の付け根、首筋、腋の下、脾臓を冷やすと、火照り解消に効果的です。
注意したいのが、体温調節をコントロールする延髄に近い後頭部。ここを冷やすと、体が“寒い”と勘違いしてしまい、逆に体温を上げようとする危険性があります」(宮本院長)

科学技術が発達するのと比例するかのように、過酷さを増す近年の夏の暑さ。
「昔は夏になれば、どの家も窓が開けっ放しで、そこから大股開きでうちわを扇ぐオバちゃんなんかが見えたもんだけどね。それで、井戸で冷やしたスイカがあれば、それだけでありがたかったけどなぁ」
と、ビッグダディが寂しそうに呟く気持ちもわかるが、とにもかくにも、今年の千年猛暑を、今回の裏快適術で、なんとか乗り切っていただきたい。

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