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参院選後に出番…麻生太郎「気分はもう総理大臣!」 vol.1

[週刊大衆7月22日号]

麻生太郎・副総理兼財務相(72)が、わが世の春を謳歌している。
「先月末、都内の講演で“次に安倍首相に仕掛けていきそうなのは、どう考えても麻生太郎だ”と、自らをポスト安倍最有力候補とブチ上げたんです」(全国紙政治部デスク)
聴衆の多くが「麻生さんは、もう総理気分だね」と、その熱気に当てられっ放しだったという。

いまや、登り竜の安倍総理をも凌駕し始めている麻生副総理。
「実際、安倍人気の源泉となっているアベノミクスも、麻生氏にかかれば“俺が安倍首相に伝授したもの”との自負があり、“安倍政権の屋台骨は俺。支えているのも俺”と、巨大台風をも凌ぐ鼻息です」(自民党中堅議員)

さらに、国民に向けてのアピールにも余念がない。
「2月のモスクワG20で見せた“マフィアファッション”も、副総理兼財務大臣としての話題作りの一環でしょう」(政治ジャーナリスト・安積明子氏)
このときのボルサリーノ帽にロングコート、また、最近では五輪招致のための外遊時のパナマ帽……だがこんなトレードマークがなくとも「次期首相は俺」と言わんばかりのオーラは、滲み出ているようだ。

「先月、東京・八王子のコンビニ前で、SPに囲まれながら背広姿でポケットに片手を突っ込んで棒アイスを食べる写真がインターネット上に流出しました。
この写真に対して、“マジかっけーな。こういう歳の取り方したい”と、若者層が大騒ぎ。なかには、“安倍なんかよりこーゆーカッコイイ首相がいいよな”なんて声も多いんです」(夕刊紙記者)
安倍首相以上に“旬な人”といえる麻生氏だけに、「“病気で政権を投げ出した安倍でも2回目があるなら、俺だって”と、首相再登板という強い野望を持つのもわかります」(前出・政治部デスク)

現在、安倍政権の後見人を気取る麻生氏だが、「後見人どころか、はや、安倍内閣を仕切っている」(麻生派議員)との声も上がっている。
「72歳の麻生氏が、58歳の安倍首相を見る目は常に上から目線。安倍首相に対する話し方も、いつもベランメエ調のタメ口。どっちが本当の総理かわからないほど」(前同)

その象徴的な出来事が、アベノミクス成就のキーマンになると目されていた日銀総裁人事だった。
このとき、麻生氏は安倍首相の意に反して黒田東彦(はるひこ)・アジア開発銀行総裁(当時)をゴリ押しした。
「安倍首相が推した候補は反財務省派。一方、麻生氏が推したのは親財務省派。この人事強行で、麻生氏は“官庁の中の官庁”財務省の全面的信頼を勝ち得たんです」(前出・デスク)
歴代総理候補が、野望成就への一本道とした“財務省を味方につける人事”を着実に実行していたのだ。

それだけではない。いざ決戦のときを見据えて、足元固めにも余念がない。
「昨年末の衆院選前から派閥の拡大工作をしてきました。麻生氏は、いまどき珍しい党内の後輩にカネを配れる人間です。衆院選前、落選・浪人中の元議員たちが上京した折には、惜しげもなく100万円の束をポンと渡していました」(政治評論家・有馬晴海氏)
結果、衆院選前には12人の弱小派閥だった麻生派が、一気に新人議員14人を獲得。第4派閥にまで急伸している。さらに、
「あの小泉進次郎氏率いる青年局にも手を突っ込む剛腕を見せています」(前同)
そして、参院選後には、
「大島派(12人)を併呑(へいどん)予定です。これで、現有34人の麻生派は町村派(82人)、額賀派(約50人)に次ぐ、押しも押されもしない第3勢力となります」(デスク)
と、勢いは止まらない。

7月16日公開のvol.2に続く・・・

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