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日本人力士期待の星【宇良】舞の海とはスタイルが異なる新“技のデパート”力士が出現

[増刊大衆10月25日号]

日本人力士期待の星【宇良】舞の海とはスタイルが異なる新“技のデパート”力士が出現

「足取り」「伝え反り」などという相撲の技を、ご存じだろうか。
西三段目18枚目の力士ながら、こうした“珍奇な技の使い手”として名を馳せているのが、木瀬部屋の宇良(うら)だ。なにしろ、今春の入門記者会見に100人近くの報道陣が集まったというのだから、これは一つの事件である。
実は宇良と、そのユニークな技の存在を世間に知らしめたのは、昨年6月に放映された『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)だった。
番組の一コーナーで「宇良和輝のマンガみたいな取り組み」として紹介され、話題となったのである。
たとえば「足取り」は相手の片足を両手で持ち上げて相手を倒す、あるいは土俵の外に出す技だ。「伝え反り」は相手の腋の下を潜り抜け、自分の体を後ろに反らせながら、相手を押し倒すという技である。
通常の力士のように立ち合いでガーンとぶつからず、低い体勢で相手の隙を窺うファイトスタイルは相撲よりレスリングに近い。実際に宇良はレスリングをやっていたこともある。
この低い体勢で小技を繰り出す力士といえば、“技のデパート”という異名を取った舞の海の名前が浮かぶが、舞の海と宇良の相撲は特徴が異なるという。
「舞の海の場合は、相手に密着しながら勝機を窺うスタイルですが、宇良の場合は、離れたところからでも何をしてくるかわからない、そんな特別な恐怖感を感じるといいます」(全国紙記者)
とはいえ、「あんなトリッキーな取り口は大相撲では通用しない」と見る人は多かった。確かに体重200㎏を超えるような大型力士もいる大相撲。体重110㎏少々の小兵が活躍できるわけがないと考えるのは当然だ。しかし宇良は、その懸念を大相撲の土俵の上で覆した。
関西学院大学相撲部創部125年目にして、初めてのプロ力士という宇良。前相撲を経て、番付に載った5月場所は7戦全勝で序ノ口優勝。東序二段10枚目で迎えた7月場所も7戦全勝と健闘するが、決定戦で大輝に敗れ、連続優勝は逃した。それでも、通算成績は14勝0敗と負け知らず。
いまのところ、幕内レベルの力士相手に宇良の相撲が通用するかどうかは未知数。しかし、白鵬や日馬富士を仰向けに引っくり返したとしたら、これほど痛快なことはないだろう。

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