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戦力アップ指数で見えた!プロ野球12球団2014年優勝力完全査定 vol.01

[週刊大衆01月27日号]

年も明けてプロ野球各球団の今季の戦力もほぼ確定したが、この冬のストーブリーグでは、過去最多となる8人の選手がFA移籍した。
さらに、数多くの助っ人外国人が来日する。

そこで今回は、新戦力による投打のアップ率を中心に、ひと足早く今シーズンの優勝力を占ってみた。

今季の補強で最も話題となったのは、ソフトバンクの超大型補強だろう。
「攝津以外の10勝投手がいなかったことが、昨シーズンBクラスに落ちてしまった要因」と分析した球団首脳陣は中田、スタンリッジ、ウルフと3人の先発を獲得。
中継ぎにはサファテ、岡島秀樹と即戦力投手がずらりと並ぶ。

さらに、捕手には鶴岡慎也。打者は李大浩(イデホ)に加えて、メキシカンリーグ首位打者のカニザレスと、4番候補を2人も追加している。
「総額40億円とも噂される大盤振る舞いの最大の要因は、本業のライバル・楽天の後塵を拝したこと。ソフトバンクは球団を独立採算にしていますが、今回に限っては、孫正義オーナーがポケットマネーをはたいたと、もっぱらです」(スポーツ紙デスク)

だが、この大型補強は諸刃の剣にもなり得る。
「外国人選手の一軍登録枠は4人。今回獲得した外国人は5人なので、すでに溢れています。また、DH、一塁、外野の5つのポジションは松中、内川、長谷川をはじめ主力選手10人が争うという凄まじさ。かつての長嶋巨人のように、移籍組と生え抜き組に隙間風が吹かなければいいんですが……」(前同)

こうしたソフトバンクの姿勢を、野球解説者の江本孟紀氏はこう評価する。
「カネが腐るほどあるからああいうことができるんでしょうね。使えるかどうかわからない外国人をたくさん抱えて、ダメなら追い返すという姿勢ですよ」

戦力を見る限り、今季は勝って当たり前と思えるソフトバンクだが、そのぶん、秋山監督のプレッシャーは相当なもののようだ。
「年末はハワイでゴルフ三昧だったようですが、トランジットのホノルル空港で夫人と大喧嘩。オフからピリピリムードのようです」(週刊誌カメラマン)

一方、金満球団と揶揄され続けてきた巨人は、控えめな補強にとどまった。
「といっても、昨シーズンを見てもわかるように巨人の現存勢力は最強のひと言。しかも、今回の補強で原監督が巨人の数少ない課題と考えていた先発と二塁が埋まりました」(前出・デスク)

先発は右腕に大竹、左腕に韓国最多勝左腕のセドンを獲得。
さらに、二塁候補には片岡と井端を取った。
「片岡の獲得は、チームの中心であるべき坂本に危機感を植えつけて、彼の可能性を伸ばすはず。相乗効果を見込んだ、いい補強だと思います」(前出・江本氏)

隙がなく、今季も優勝候補筆頭間違いなしの巨人だが、弱点はないのか。
「宮本慎也が日本シリーズの際に指摘してましたが、主役級選手ばかりなのは、ある意味で弱点。阿部や坂本らが調子を崩したときに、対応できる脇役がいないというわけ」(夕刊紙記者)

さて、巨人とは別の意味でソフトバンクと対照的な補強を行ったのが中日。
落合GM、谷繁監督という新体制こそ真新しいが、選手の補強に関しては、昨シーズンBクラスにもかかわらず消極的だった。
「小笠原とトライアウトで獲った元ロッテの工藤隆人くらい。むしろ、8億円ともいわれる大胆な減俸のほうが話題でした」(前同)

だが、この落合の"荒療治"は、チーム内にいい意味で緊張感をもたらしているようだ。
「キャンプ前の貴重なオフ中に、猛練習に励む選手が続出。来季は吉見、浅尾も復活するでしょうし、森ヘッドコーチの連れてくる中南米の助っ人も期待できる。落合時代のように優勝も狙えます」(球団関係者)

一方、大幅な戦力アップが確実で、Aクラス入りが見えてきたのがDeNA。
「昨年までは、目的のわからない補強をしていましたが、今年はやっと"投手が弱点だ"ということをハッキリと自覚した補強をしました」(江本氏)

久保、高橋に加えてドラ1の柿田と3人の即戦力投手を獲得。
さらに、SFジャイアンツから移籍してくる助っ人のモスコーソにも期待が持てる。

大リーグ研究家の福島良一氏も、モスコーソをこう評価する。
「ストレート、カーブ、スライダー、スプリットの4種を投げ分けられる右の変則タイプ。コントロールがいいので、10勝は期待できます」

01月24日公開のvol.02につづく・・・。

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