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自民党内「怨念、裏切り、スキャンダル」一挙出し! vol.2

[週刊大衆7月15日号]

順調だったアベノミクスも、「第3の矢」成長戦略の中身がイマイチで、株価の乱高下も始まるなど、国民も不安を抱いている。今後、安倍内閣の真価が問われる消費増税やTPP問題などが待ち受けているが、本当に大丈夫なのか、疑問は多い。

民放記者:消費増税決断のタイムリミットは、事務的な作業を考えると今秋ですが、首相周辺では先送りの話も浮上しています。

中堅議員:安倍さんは、参院選大勝で株価や為替が上がることを前提にしているが、正直、どうなるかわからない。いきなり先送りに転換すると、黙ってはいない大物議員も出てくる。

政策秘書:麻生財務相ですね。いまのところ"総理の盟友"に納まっていますが、ポスト安倍の野望は捨ててない。消費増税を既定路線としているし、総理を裏切ることになれば、政権を揺るがす大きな火種になる。

民放記者:TPP問題も反対派は多いですよ。いまや党内最大勢力で、200人はいるといいます。首相はどのような懐柔作戦を展開するのか、注目です。

政策秘書:7月から交渉が開始されますが、コメや保険などの聖域を守る交渉が難航すれば大問題。

中堅議員:たまったもんじゃないよ! 私もそうだけど、農協の支援を受けていない自民党議員なんて、ひと握り。交渉が難航し、それでも強硬に参加するならば、反対議員全員が結束して、党内を二分した戦いになるのは間違いない。

政策秘書:首相と不仲の石破さんや、林芳正農水相が急先鋒となれば、政権への致命傷となります。

民放記者:農協は常々、「議員を当選させるだけの力はないが、落選させる力はある」といってますから、自民党の議員は、やっぱり頭が上がらないんですね。

さらに、自民党だけではなく、政界全体を巻き込んで大戦争になる問題がもうひとつ。安倍首相の悲願である憲法改正問題だ。憲法改正の発議には衆参両院の3分の2以上の賛成が必要なため、参院選に勝利したとしても、野党協力がなければ実現は困難。だが、どの党と組んだとしても、安倍政権には悩ましい問題となってくる。

政治部デスク:憲法改正は安倍首相にとって、なんとしても実現させたい課題。まずは、第96条改正のために根回しを始めているみたいですが、実際、どこと組むんですか?

中堅議員:よく携帯で直接連絡を取り合うという民主党の前原誠司さんは固い。崩壊寸前の民主党タカ派を取り込んで、民主党を分裂させるつもりだろう。

政策秘書:でも、永田町が注目しているのは、橋下徹・日本維新の会共同代表がどう動くかでしょう。

中堅議員:橋下さんは、松井一郎幹事長を通して菅さんと密な関係。なかなか面会できない安倍首相と、すぐにアポを取れるほどツーカーの仲。これまで何度も会談してるけど、憲法改正で、どう団結するかを主に議論しているのだろう。

民放記者:慰安婦発言で人気は落ちたとはいえ、まだまだ人気と影響力は健在ですからね。でも、自民党内には橋下アレルギーが相当あるんじゃないですか?

政策秘書:橋下氏を毛嫌いする石破幹事長は絶対に黙ってはない。ハト派の二階俊博総務会長代行や、岸田文雄外相など、派閥ボスも決起して橋下合流を阻止するのは当然です。

7月10日公開のvol.3に続く・・・

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