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ポスト田中将大「0敗指令!」楽天則本昴大VS松井祐樹「若武者エース力」 vol.02

[週刊大衆01月20日号]

一方、【怪物ルーキー】として期待を集めるのが松井裕樹。

昨年のドラフトで、楽天は5球団が競合した神奈川・桐光学園のエース左腕、松井の交渉権を獲得。
入団に漕ぎつけている。

松井は、一昨年夏の甲子園で、1試合22奪三振、10連続三振の大会新記録を樹立。
高校球界の"ドクターK"として全国にその名を轟かせた。

昨夏は神奈川大会の準々決勝で敗退し、甲子園出場はならなかったが、「174センチと決して大きくはないが、力感あふれる投球フォームからの最速149キロのストレートと、大きく曲がるスライダーは超高校級。それでいて、短期間でチェンジアップやカットボールを習得する器用さも持ち合わせています」(スポーツ紙記者)

楽天首脳陣の評価も高く、「星野監督は一軍キャンプに松井を連れていくと言っています」(前同)

松井については、あのスライダーがプロの世界で通用するかどうかが、最大の関心事だろう。

野球評論家の橋本清氏はこう話す。
「プロの打者は高校生のようにボールからボールになるスライダーを簡単に振ってくれないから、最初は苦労するかもしれません。直球が適度に荒れているのは魅力で、将来は阪神時代の井川慶のような投手になるのでは。右打者のインローに力のある球がクロスファイアーで入ってくるようなイメージですね」

一方、『青葉緑東リトルシニア』時代の松井を指導したことがある野球評論家の関本四十四氏は、「松井のいいところは、直球とスライダーをまったく同じ腕の振りで投げられること。あのスライダーはプロでも通用します。実は彼は大きくタテに割れるカーブも持ってるんだけど、高校時代はキャッチャーが捕れなくて投げなかった。あのカーブは秘密兵器になるかもしれないね」と語り、こう続ける。
「いずれにせよ、プロで1年やれる体力はまだない。彼は走ることに関しては短距離も長距離も苦手だからね。プロに入ったら、まずは走れ、走れ、でしょう」

12月8日、入団会見の前日に訪れたKスタ宮城(現・楽天koboスタジアム)のクラブハウスで、田中将大と遭遇した松井は、「田中さんは体が大きくてオーラが凄かった」と昂奮気味に語った。

田中は「プロの世界に入っていろいろ大変でしょうけど、頑張ってください」と新人選手9名を激励して全員と握手。

翌日の入団発表会見で、松井は「目標は田中将大投手」と宣言、高卒ドラ1として"神の子"襲名を期している。

田中から則本へ、田中から松井へ、楽天エースの称号とともに"不敗神話"も継承されようとしている。

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