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大河ドラマも会長人事も思うがまま!? 安倍晋三首相

[週刊大衆01月06・13年末合併特大号]

伏魔殿、大炎上――。
NHKが、かつての天敵・安倍晋三首相の軍門に下ろうとしている。

その象徴が、松本正之・現会長の退任表明だった。
「会長の任期は3年で、14年1月24日に1期目の任期が切れる。周囲からは2期目も続投する、と目されていました」(放送記者)

ところが12月になって、松本会長は「続投しない」と表明。
「正直、驚きました。松本さんは2013年上期に過去最高の受信契約数を記録するなどの実績を残し、受信料の値下げも実現。マイナスが思い当たらない経営者だったんですが……」(制作会社関係者)

退任の背景を解説するのは全国紙社会部記者だ。
「NHK会長を決めるのは12人で構成されるNHK経営委員会。この11月に作家の百田尚樹氏ら新たに4人の経営委員が任命されましたが、先の衆院選で応援演説をするなど、全員が安倍首相に近い人物でした。会長就任には9人以上の経営委員の賛成が必要で、4人が反対すれば否決される。つまり、首相はNHK会長の任免権を手に入れたと言っていいでしょう」

完全支配には、新たな会長を据えるのは必然。
それを見越した松本会長が自ら辞任した、ということだ。

安倍首相とNHKの因縁は深い。
01年、NHK教育の番組『戦争をどう裁くか』の編成に安倍氏が介入した、という疑惑を発端に対立は激化した。

09年から安倍氏は『公共放送のあり方について考える議員の会』に所属し、高すぎる職員給与などNHKの改革に傾注してきた。
「その"天敵"安倍氏が12年末、首相に就任すると、NHKは海外からの反応として"中韓がタカ派政治家の登場を警戒"と強調して報道。陰に陽に攻撃してきましたが、今回ばかりは白旗を上げることになりました」(前出・社会部記者)

ちなみに、このタイミングで発表された15年の大河ドラマは、井上真央主演の『花燃ゆ』。
「吉田松陰の妹という、あまりに地味な主人公が酷評されましたが、松陰といえば、安倍首相の地元・山口の生んだ英雄。露骨ともいえる安倍首相へのすり寄りですね」(テレビ誌記者)

ゴマをするにも程があるという感もある。
安倍首相の意を受けた新会長の下、NHKの大粛清がいよいよ始まる――。

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