日刊大衆TOP 芸能

「ファンは酔い、選手は凍る」落合博満戦慄語録 vol.02

[週刊大衆12月30日号]

独自の哲学を【オレ流】と称される落合GMだが、「よくオレ流と言われるが、自分では一度も言ったことない」と、11年の優勝後に語っている。
「【采配やチーム作りの方法論も、過去の指導者が実践したものがほとんど。本当にいいものが目の前にあるなら、それをどう取り入れるかを考え抜くのが本物のプロフェッショナル】と言い、世間でいう"オレ流"を否定したんです」(前出・スポーツ紙記者)

さらに続けて、こんな強烈なひと言も。
「【オレ流】と表現するメディアの人間は、過去のプロ野球にはどんな選手、監督がいたのかを知らなかっただけ。勉強不足」

監督時代の落合氏とメディアとの冷戦は有名で、「番記者に"ギャラ払わないなら話さない"とか"野球がわからないなら、もっと勉強して来い"とか言っちゃうんですから(笑)」と、前出の愛甲氏も苦笑いしながら話す。

続けて、「ただ、監督時代はわざと嫌われようとした節がある。僕らとは、打ち解けると、ものすごく喋る人でしたから。本質的にシャイなので、その裏返しかもしれません」と分析する。

ちなみに裏返しといえば、落合GMは色紙にサインをする際、"柄のあるほう"に書く。
理由は"表だから"。
「確かにそれはそうなんですが、謙遜の意味で裏に書くのが普通。自信の表れですかね」(中日関係者)

監督時代、12球団一の練習を課して「ケガする奴は、ケガさせてもかまわない。ケガをすることで覚えることもある」と平然と言ってのけた落合GMだが、信頼した選手にすべてを任せ、責任は自分が取る、というのも落合流。

特に守護神・岩瀬仁紀には信頼を寄せ、彼が打ち込まれても「岩瀬で勝ってきたんだから、岩瀬で負けるのはしょうがない」と語り、「野球選手にはユニフォームを脱がされる奴と、自分で脱ぐ奴がいる。岩瀬は後者」と高く評価していた。

「今回の契約更改でも400セーブまで、あと18の岩瀬に"500セーブまで頑張れ。まだ老けこむ年じゃないだろう"と声をかけ、現役最年長、48歳の山本昌には"50歳まで現役でやれ"とハッパをかけています。監督時代にシゴキ上げた谷繁元信を自分の下での選手兼任監督に指名したのも、信頼の表れでしょうね」(スポーツ紙記者)

激辛査定が話題になった今回の更改にしても、「12月は本来、野球をやってなくちゃいけない時期だということ。11月に更改を済ませたほうが、選手も12月に動きやすいだろう」という、選手に対する配慮があった。
「オレは選手には常々"自分のために野球をやれ"と言ってきた。家族を守るためにやるもんだ」という言葉にも、プロの世界では選手自身がすべてを決めるもの、という矜持が表れている。

最後に野球人・落合を代表する言葉を紹介しよう。
「プロは一生懸命やるのが仕事じゃない。結果を残すのが仕事だ」

2014年シーズンの開幕まで、約100日。
落合GMの激闘は続く。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.