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落合博満が仕掛ける「宿敵巨人潰し」謀略 Vol.01

[週刊大衆12月16日号]

「必要のない戦力には声をかけません。普通のことをやれば、人並み以上の成績を残すと思うよ」

11月26日、2年続けて不本意な成績に終わった巨人の小笠原道大をFAで獲得した中日の落合博満GMは、記者団に対して、自信ありげにコメントした。

これは事実上、小笠原を"追放"した巨人軍・原辰徳監督に対する牽制か。
「落合GMは、小笠原の再生は可能と考えています。原監督に見限られ、チャンスに恵まれずに腐っていただけに、巨人戦には期するものがあるはずです」(スポーツ紙中日担当記者)

だが、落合GMの狙いはそれだけではない。
「小笠原獲得のもう一つの狙いは、伸び悩む中日の若手野手のよき手本となってほしいということ。今年、二軍の交流戦で巨人と対戦した際、小笠原の野球に取り組む姿勢を見た中日の若手は、"練習する姿勢が侍みたい。さすが"と感心していたんです。彼の加入は必ず、チームに刺激を与えるはずです」(前同)

就任早々、減俸の嵐で7億円以上のコストカットに辣腕を振るい、球界を震撼させている落合GMだが、本来の仕事は、チームを強くし、勝たせること。

そして、その策の多くは、小笠原獲得に象徴されるように、落合GMの「仮想敵」巨人に向けられるという。
「94年の10・8決戦で思い出されるように、巨人と中日は常にしのぎを削ってきました」と証言するのは、長嶋巨人のセットアッパーとして活躍した野球評論家の橋本清氏。

監督時代は常に巨人を意識する采配を振り、原監督の前に「巨大な壁」として立ちはだかってきた落合GM。

来季は、どんな手を打ってくるのか。
「落合GMの性格からいって、徹底的に巨人の弱点を攻めていくものと思われます」(前出・中日担当記者)

2年連続リーグ優勝と死角がなさそうに見える巨人も、いくつか不安材料を抱えている。

第一は、「左投手を苦手にしている」ということ。
「原監督自身、今年の5月、阪神の能見篤史投手に敗れた直後、"左に弱い原因とかを解析データで教えてくれよ"と担当記者に泣きついていたぐらいですから、弱いという自覚はあるんです」(巨人担当記者)

対巨人の秘密兵器となりそうなのが大野雄大だ。

大野は監督時代の落合GMが、「故障を抱えているから、ちょっと……」と反対するスカウトを「1年目を休ませれば大丈夫」と押し切って、ドラ1で獲得した経緯がある。

まさに落合GMの「選手を見る目」を象徴するような選手なのだ。
「巨人戦の3勝を含めて今季10勝を挙げた大野を、首脳陣は来季、本格的なエースに育てるため、巨人にぶつけようとしています」(中日担当記者)

12月13日公開のVol.02につづく・・・。

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