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浅田真央、安藤美姫、キム・ヨナ、ソチ五輪フィギュア美女たちの 因縁9年戦争最終章 vol.01

[週刊大衆12月16日号]

「来年2月に開幕するソチ冬季五輪の目玉は、女子フィギュアスケートをおいてほかにない。ジュニア時代から世界の舞台で激戦を繰り広げてきた女王3人の演技は、この五輪が見納めになるわけですから」(全国紙運動部記者)

ここ数年、人気が高まるばかりの女子フィギュア。
それを支えているのは、日本のエース・浅田真央(23)と安藤美姫(25)だ。
「加えて、韓国のキム・ヨナ(23)という強力なライバルがいるため、世界中が日韓両国の3選手に注目しています。そんな彼女たちも、ソチを最後に揃って引退することを明言していますから、目が離せません」(前同)

ヨナの五輪代表は決定しているも同然だが、日本での五輪代表争いは熾烈。
選考に大きく関わるグランプリ(GP)ファイナルは5日に開幕するのだが、「GPシリーズの上位6人しか出場できないため、日本からは浅田のみが出場します。これで浅田の"五輪当確"が出ましたね」(同)と、絶好調の日本のエースは五輪に向けて順調だ。

一方、4月の出産を経て"ママで五輪"を目指す安藤は、日本スケート連盟の強化指定選手を外れ、関東選手権→東日本選手権と順当に勝ち上がってきた。
復帰後は国際大会に積極的に出場し、2年のブランクを取り戻しつつある。
「彼女は5日に開幕するクロアチアの『ゴールデン・スピン』に出場します。ジャンプの切れやスタミナはだいぶ戻ってきたようですが、ハードな練習で左足くるぶしを痛めてしまった。それがどれくらい回復しているかも、五輪出場への鍵となります」(スポーツ紙記者)

実はこの大会、同日程で開催されるGPファイナルと同じくらい注目を集めているのだが、それには理由がある。
「今季は怪我のため休養していたキム・ヨナの復帰戦でもあるんですよ。安藤VSヨナという、2年ぶりの女王対決ですから、異例の盛り上がりを見せているのも当然ですね。バンクーバーでは圧倒的な強さを見せた五輪女王ヨナが、2年のブランクと怪我を経て、どれほど仕上がっているかも日本選手にとっては重要です」(前同)

この大会ののち、安藤は五輪選考唯一の大一番・全日本選手権(12月21日開幕)に臨むのだが、「五輪の可能性はある」とスケート専門誌記者は語り、続ける。
「浅田以外の候補は村上佳菜子と鈴木明子ですが、GPファイナルには出場できず、まだ内定ではない。全日本で、浅田に次ぐ演技を安藤が見せれば、これまで彼女を煙たがってきたスケート連盟も、さすがに選ばざるを得ない」

すでに始まっている五輪の熱い戦い。
最後の大舞台にかける思いは3人それぞれ並みではない。

これまでにジュニア時代から幾度となく争ってきたライバルだけに、エピソードには事欠かない。
「安藤は浅田の3学年上ですが、同じ愛知県出身で、幼少の頃は同じスケートクラブに通っていた。浅田とヨナは同じ年、同じ月生まれで、記憶に残る名勝負は数知れません。浅田が世界デビューした04-05年シーズンの世界ジュニア選手権ではヨナを圧倒して優勝し、ヨナは準優勝に泣きました」(前同)

スケート連盟関係者も当時を振り返り、こう語る。
「真央ちゃんとヨナのデビューは鮮烈だったし、驚きでしたね。ともに14歳にして、シニアでも世界トップクラスだった。デビューの年はヨナは真央ちゃんの後塵を拝し、翌05-06シーズンになっても真央ちゃんはシニアGPで連戦連勝。ヨナはエントリーミスでジュニア大会しか出場できなかったので、さぞ悔しかったでしょうね」

このシーズンは、最後の世界ジュニアで2人がようやく顔を合わせた。
「ここではヨナが2年分の悔しさを胸に初優勝に輝き、嬉し泣き。初めて真央ちゃんに追いついたんですからね」(前同)

そして07-08シーズン、トリノ五輪金メダルの荒川静香も去ったのち、東京の世界選手権では歴史に残る熱戦を繰り広げる。
「安藤が優勝を飾り、2位真央ちゃん、3位ヨナと、3強の時代の幕開けを告げる大会となりました」(同)

その後も、08年と10年の世界選手権は浅田が勝ち、10年のバンクーバー五輪はヨナが史上最高の228点台で金メダルに輝き、日本勢は悔し涙を飲んだ。

社会評論家の小沢遼子氏は前回五輪の演技を振り返り、「あのときのヨナは10代なのに、映画『007』をテーマに洗練された魅惑的な女性の演技を披露。世界が見とれて金メダルに輝きましたね。ところが浅田さんは、首までフリルの白いドレスで可愛い女の子演技で負けました。それが世界の評価というものだったのです」

12月11日公開のVol.02につづく・・・。

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