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中国で“女性知らず”の男性が激増…「一人っ子政策撤廃」本当の理由

[週刊大衆12月14日号]

中国で“女性知らず”の男性が激増…「一人っ子政策撤廃」本当の理由

 中国政府が決断を下した。36年も続けてきた「一人っ子政策」を撤廃。数年以内に、夫婦1組に子ども2人が“許可”されるという。

「食糧生産能力に限りがある中国にとって、人口増加は長年の課題でした。その対策として導入されたのが、一人っ子政策だったんです」(在北京記者) 今回の完全なる方針転換は、人権侵害や無戸籍国民などの問題への批判をかわす他、社会の高齢化に伴う労働力不足のテコ入れの意味合いが強いというが、「実は裏には、さらに重大な問題があります。それは、中国男子の“未交際率”の上昇です」(前同)

 実は中国では、一人っ子政策による影響で、男女比がいびつな形に変化。日本ではほぼ同数の男女数なのに対し、中国では男女比が120:100といわれ、基本的に男性があぶれる事態になっている。さらに、ここ20年間で、2.3倍以上に増加している「公主病」(結婚しない女性)も、“男性余り”に拍車をかけているという。

「結果、“剰男”と呼ばれる未婚男性が増加。1億人以上いるとみられているんです。しかも、こうした男性は各種調査で交際経験がないとする人が多く、“女性を知らない”中国男性が、いびつな男女比の中で、女性にさらに奥手になってしまうとの指摘もあります」(前同)

 その影響か、中国では、あるサービスが人気を集めているという。話すのは、中国文化に詳しい専門家。「マイクロソフトが開発した、男性向けの人工知能対話サービスです。これは、疑似恋愛などを味わえるもので、女性に縁のない男性はこれで満足と、仕事も辞めて家に引きこもり、没頭しているんです」それも少数であれば問題ないが、その利用者数が3000万人を突破したために、重大な問題と化した。「中国には成人男性向けにサービスを施すような店がほとんどなく、ネットで誰でもそういう動画を見られるわけではありませんから、このサービスは十分に刺激的なんです。このまま引きこもりの“女性知らず”が増えれば経済に深刻な影響を与える他、社会保障がしっかりしてない状況で将来的な治安の悪化を招きかねないなど、中国の機能不全を呼ぶ可能性が懸念されています」(前同)

 さらに前出の記者は、「一人っ子政策の撤廃だけでは、数千万人規模の引きこもり問題を解決できません。実際、政府は2020年までにさらにその数字が増えると見込んでいます」——引きこもり“女性知らず”が中国をぶっ壊す?

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