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新幹線がハトに壊された!中国「懲りないおから技術」最新実態 vol.2

[週刊大衆7月1日号]

本来入っているべき鉄筋の数が少なかったり、鉄筋同士を巻いて強化する帯筋の数が非常に少なかったことも現認できたという。
「崩壊した自動車道の橋脚に、あるはずのない木片が交じっていました」(前同)

こうしたおから工事が被害を拡大した、という非難を受けて、当地には新しい耐震基準を適用した建物群が再建された。
「厳しい耐震基準をクリアした建物は『生命の船』と呼ばれ、当局は自信満々でした」(前出・特派員)

しかし、この4月に悪夢は繰り返されたのだ。
「08年の大地震後に再建された建物のうち、かなりの数が再び倒壊したんです。私たちが問題点を指摘しても、それが活かされない。実に嘆かわしいことです」(前出・渡辺氏)

改善されることを知らない中国のおから技術は、これに留まらない。

昨年8月には、人民日報社発行の経済紙『国際金融報』が〈5年で37本の橋が崩壊〉という記事を掲載。中国では、毎年7・4本が"奪命橋"となっている、と警告した。
「主だったところでは、昨年8月に黒龍江省ハルビン市の陽明灘大橋が崩壊。また、今年2月には連雲高速にある義昌大橋が、突然爆発して崩壊しています」(在上海特派員)

高速道路でもあちこちで陥没事故が発生。高速道路なのに〈制限時速20キロ〉と大書された看板が、至るところで見られるという。

来日20年以上になる通訳兼ジャーナリストの朱有子氏は、こうしたおから工事には、中国社会の構造に問題がある、と指摘する。
「日本なら、孫請け企業がやった工事でも、問題になると元請けがそれなりの責任を取る。しかし、中国では法的にも社会的にも、元請けは責任を持たなくていい。だから、元請けと下請けが結託すれば、やりたい放題できるんです」

さらに続けて、「たとえ工事がいい加減でも、倒壊など問題が表面化するまでに半年やそこらはかかる。それまでに会社を潰して海外逃亡するか、家族や海外銀行に資金を移せば、追及から逃れられる。現在の中国では、そんな悪弊が至るところで横行しています」

中国全土で積もり積もった豆腐渣工程と偸工減料。
いまや、中国全土はガラクタ見本市と化した……!?

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