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インドネシアで中国に惨敗! 新幹線輸出「頓挫のウラ話」

[増刊大衆11月29日号]

インドネシアで中国に惨敗! 新幹線輸出「頓挫のウラ話」

 インドネシア政府の“裏切り”とも言える決断に、安倍政権は茫然自失だ。「アベノミクスの戦略とされた新幹線インフラの新興国輸出事業は、ODA最大受け取り国のインドネシアで実現するはずでした。それが一転、中国の横ヤリで、なくなったんです」(全国紙政治部デスク)

 日本は数年前から新幹線を売り込み、インドネシアと鉄道建設に向けての詳細な調査実施で合意。ジャカルタ-バンドン間(約140㎞)を結ぶ新幹線は2018年着工、23年完成、総工費62億ドルの壮大なスケールで計画されていた。「しかし、中国は総予算を日本より3割安く、19年に運行開始という“採算度外視”ともいわれる破格のプランで、このプロジェクトをかっさらっていったんです」(経産省関係者)

 中国の“インドネシア参戦”は今年の3月。日本がじっくりと腰を据えて準備していたところを、見事に横取りされた格好だ。「安倍官邸にしてみれば、“インドネシアは親日だから安心”と油断していたんじゃないでしょうか。しかも、中国受注の裏では、日本が数年かけて行った各地の詳細データが、そのまま中国側に漏洩、使用されたなんて噂も……。中国の賄賂に転んだインドネシア高官の存在も囁かれています。まあ、いまとなっては繰り言ですけどね」(前出のデスク)

 “世界のATM”よろしく、ODAをバンバン出しまくったあげく、儲けるべきところではアッサリと競り負けた“お人好し”日本。対して官民ともに、やりたい放題、なんでもありの商魂たくましすぎる中国。今後、この“赤い大国”とアジア各地で渡り合う可能性を考えると、よりタフで狡猾な立ち回りが必要なのは間違いない。それにしても、鉄道事故の記憶も新しい中国に鉄道インフラ事業を発注したインドネシア。激安プランに飛びついた姿勢にも疑問符がつくが、そもそも安全性に不安はないのだろうか?

インドネシアで中国に惨敗! 新幹線輸出「頓挫のウラ話」

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