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褒めない、教えない、笑わない!落合博満「冷血指揮官伝説」 vol.2

[週刊大衆12月09日号]

「監督時代の落合は、一つ一つのプレーに一喜一憂することなく、何があっても笑うことなくポーカーフェイスを崩しませんでした。たとえ選手がミスをしても、【下手なんだから練習するしかないだろ】と批判することはしませんでしたね」(前出・スポーツ誌編集者)

叱ることはなかったが、反面、選手を褒めることもなかった。
「落合さんは講演会で、選手を褒めなかった理由について、【小学生なら褒めてやるのも必要だが、大人なんだから(褒めるよりも)次の課題を与えるほうが得策だ】と発言しています」(スポーツライター)

ミスを非難しなくても、懲罰的な交代を命じることは何度かあった。
「捕手の谷繁は、頭の回転がよすぎるので、早い段階で試合を諦めてしまうような淡白さがあった。それを嫌った落合さんが怒って交代を命じたのですが、そのときは谷繁も、なぜ自分が交代させられたかわかっていなかったようです」(前出・デスク)

その後、谷繁は落合監督の意図に気づき、その弱点を克服したという。
一見、見せしめにも思えるが、「あの谷繁さんでも使ってもらえないことがあるということを、ほかの選手に知らしめた。"どんな大物選手でも安泰はない"と、緊張感を与える効果がある。落合さんは、ちゃんと計算していますよ」(前同)

見せしめにあっても食らいついてきた谷繁だけは、「褒めない」のが基本スタンスの落合GMが公然と褒めちぎっている。

そんな彼のもう一つのスタンスは"教えない"だ。
「失敗しそうな選手でも、最初は絶対に教えないんです。壁にぶち当たって、どうしようもなくなって聞きに来て、ようやく教えるんですよ。荒木は、今シーズン中も落合の自宅まで足を運んで、打撃を教えてもらっていたんですよ」(前出・球団関係者)

落合GMが冷血ぶりを発揮するのは、采配、選手起用、育成などの監督業にとどまらない。
「監督時代からドラフトでは、スカウトが1年かけてリスト化した選手を当日になって総入れ替えするなんてこともザラにありました。トレードについても、楽天に放出した鉄平が09年に首位打者を獲得すると、若手を出さなくなりました。ほかで活躍されるくらいなら、"飼い殺ししても構わないから出すな"ということなんです。それほど思い切ったことができるのも、情に流されない落合さんならでは」(前同)

監督時代からそこまでしていたのだから、チーム編成の全権を託されたGMになったいま、さらに大暴れするはず。
冷血手腕でダメ竜再生なるか!?

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